E1ビザ駐在員がEB1-Cカテゴリでグリーンカード取得を目指す話　その5

いよいよグリーンカード 取得の第一ステップであるI-140の準備がスタート。
時は2021年12月中旬です。

Form I-140 の準備と申請

弁護士とのビデオ会議から1週間ほど経ったある日、パラリーガルから以下の資料を全部でなくて良いからありったけ送るようにと指示がきました。

1. Proof of U.S. Company Operations

• U.S. Incorporation documents

• U.S. business licenses

• Most recent signed U.S. federal tax returns

• Valid lease agreement for U.S. offices where beneficiary will be working

• Most recent payroll records of U.S company

• Invoices to prove ongoing business operations in the U.S.

• Press releases / articles regarding the U.S. company’s operations

• Company marketing materials

2. Proof of Foreign Company Operations

• Most recent signed foreign tax returns for foreign company

• Most recent 12 month Profit and Loss statement for foreign company

• Current signed lease agreement for foreign company

• Most recent payroll records of foreign company

• Recent invoices or other documents demonstrating ongoing operations

3. Proof of qualifying Corporate Relationship between Foreign and U.S. companies - The two companies must currently be parent and subsidiary, parent and branch, or affiliates.

• Company organizational chart demonstrating qualifying relationship between the entities

4. Proof of managerial / executive positions abroad and in the U.S

• One year of paystubs from the foreign and U.S. company

• Email printouts demonstrating managerial authority over direct reports

• Employees/contractors/direct reports in foreign office (including brief job description., education, salary)

• Any other evidence proving supervision of subordinates’ work

• Any products (including reports, presentations) proving beneficiary’s vital importance to the foreign or U.S. company

• Evidence of product/department beneficiary will manage

• Financial documents in relation to the budget(s) that will be overseen by the beneficiary

• Evidence to demonstrate employment of direct reports in the U.S. (pay stubs, contracts or offer letters)

パラリーガルからの連絡は金曜の1:30am! とかでしたが、金曜朝に確認した私は他の仕事そっちのけで資料を準備。
予算策定資料、月次報告会資料、部下への指示メール等ほとんど手持ち資料でなんとかなりそうだったので、太字にした資料を午前中にかき集め、リストと資料の対応表を作り昼前にパラリーガルに資料と合わせて送り返しました。
ここからは基本メールでの資料やり取りとなり、最初に使っていたポータルサイトは出番がありませんでした。
基本情報の管理だけに使い、各ケース毎の資料受け渡しには使わないということだろうか。

EB1-Cカテゴリは、会社としては日米それぞれで継続したビジネスがあること、日米間で会社が親子関係にあること、申請者としては日米でのマネジメント実績が重要なので、上記の様な資料が要求されたものと思います。
パラリーガルからは、Thank you, Legalチームにreviewさせるという返事が来ましたが、Holiday Seasonということもあって年内はそれ以上の動きはなく、私も2021年の年末はNew York Cityに遊びに行ったりして過ごしておりました。

年が明けて2022年。
パラリーガルから、US会社のTax Returnなどの書類を追加で提出するよう連絡が来たあと、1月中旬にI-140申請フォームが完成。
US会社社長名のサポートレターも完成し、申請フォームと合わせて社長へ郵送され、社長がサイン後弁護士へ返送。
その後数日のうちに弁護士事務所からUSCISへ送付され、2月上旬に会社と弁護士の元へ受領確認のレターであるNotice of Actionが届き、USCISのサイト上でも1月31日付での受領が確認できました。

USCISサイトでの受領確認

ちなみにサポートレターには、日米間の会社が親子関係であること、私が日本とアメリカでどのような業務に携わっているかが記載されており、それらがEB1-Cに該当するという説明になっていました。
それぞれの説明文に対して、証拠としてアタッチメントXXを参照、といった記載がなかったので、これまで提出した各種資料のうちどれが添付されていたかはわかりません。
後から思うには、どうせRFE (Request for Evidence)が発行されて詳細なリクエストが来るから、その時対応する腹づもりだったのかもしれません。

また、I-140フォーム自体は会社や私の名前・住所などが書いてある程度で、申請カテゴリがEB1-Cにチェックしてある程度。

ということで、12月初めの資料集めから約1ヶ月ほどでI-140の申請完了に漕ぎつけました。
私の対応はもっと早かったのだけど、年末年始も挟んだことを考えればきっちり対応してもらえたと思います。
ついにグリーンカード の最初のステップが正式に申請完了し、感慨深い思いでした。

ここからは、毎日のようにUSCISのサイトで進捗をチェックする日々となります。