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E1ビザ駐在員がEB1-Cカテゴリでグリーンカード取得を目指す話 その9

I-485のレシートが届いた2日後にバイオメトリクスの日時指定も届きました。
指定日は連絡が来た日の11日後の朝9時。
当日は午後からSnow Stormの予報でしたが、午前中だったので問題なく済ませてきました。

バイオメトリクスの採取に出頭する

バイオのために出頭するのはUSCISのデトロイトオフィス。
うちからは車で50分の距離で、指定時刻の15分前からではないと建物内に入れないと記載があったので、7時半過ぎに出発。
のんびり走って8時40分頃にオフィスに着いたのですが、その周りは荒廃した家がポツポツと並び、歩道の周りにはゴミが散乱しているといういかにもデトロイト郊外な危険な雰囲気。
外を呑気に歩いていたら撃たれても文句は言えないような場所で、車に乗っていても一時停止サインで止まるのすら嫌なエリアでした・・・

オフィス自体は綺麗な建物
寒々しい陰鬱な空

車で少し時間を潰して8:45になったところで建物へ。
入ってすぐにセキュリティチェックがあるのですが、X-rayを通った後にいる黒人のオフィサーがとてもkindで、「良いコートだね、今日は寒いからね。今日はバイオ?じゃあ左の109室に行ってね」とめちゃくちゃ好印象。
周りは中国系、南米系、ヨーロッパ系、インド系と様々な言語が聞こえてきます。
割と高齢の人や、英語も喋れなそうな人もいるけど、みなさん色々な事情があってアメリカに住もうとしているのだろうな。
因みに、我々の他に日本人はいませんでした。

109室に入ると1人受付のおばちゃんがいて、USCISから届いた予約確認書と事前に記入した個人情報、IDを出してチェックインして番号表をもらいます。
そこから10分ほど待ったのちに番号を呼ばれて隣の部屋へ。
2人の担当者がひたすら写真と指紋を取っていくスタイルで、まずはパソコンを使ってデータ入力され、準備が整ったら顔写真の撮影。
これがグリーンカードに使われるそうですが、担当者は特にそんな説明はしてくれません。
続いて指紋の採取。
人差し指から小指までの4本、親指、そしてそれぞれの指を側面も含めて個別に採取。
これを両手分採取したら、電子パッド上にサインしてall setです。
私が呼ばれたのは9:20くらいで、終わったのは9:30くらい。
あっという間にバイオ採取は終わりました。
USCISのサイトでも、すぐに状況がアップデートされていました。

指紋は採取した

指紋が採取された後は、FBI (!?) とかが犯罪歴をチェックする段階に入るようです。
おそらく出身国の警察などにも照会するのではないでしょうか。
このバックグラウンドチェックに数ヶ月以上かかるようですが、この段階からはただ待つだけとなります。

これで後はグリーンカード用の健康診断を受けるのみです。
バイオの連絡が来た時点で弁護士に聞いてみたところ、そろそろ受けて良いという回答だったので平行して準備を進めていて、ちょうど書類が準備できたという連絡をクリニックから受けていたので、バイオの帰りにピックアップしました。
詳細はまた次回に。


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