40代、これからの人生を考える
唐突ですが、
私の父親は高度経済成長から
バブル期を乗り越えた世代なんだけどね
長期にわたる発展途上国への海外赴任や
退職勧奨による早期退職とかを受け入れて
それでもなお
長年勤めた会社の悪口など
これっぽっちも言うことがない
覚悟の決まった人でした(存命)
何が言いたいかというと
政治や会社なんてのは
掛け捨ての保険みたいなもんで
自力で幸せや豊かさを得られなかったときの
セーフティネットにすぎなくて
どう生きるかは
個人の覚悟によるものなんだなと
そう思ったわけです
私は
氷河期世代における一番若い世代ですが
上の年代を見ていて悲しくなるのが
政治的に切り捨てられた
だの
会社に恵まれない
だの
環境要因についてのボヤキが凄いんです
いや、分かるんですよ
たしかに割り食ってるな~と
よく思います
運良く正社員になれた層であっても
確かにバブル世代との人口差や
頭打ち感
上世代に確保され過ぎたいろいろな保証
そのために年金という税金を払い
自分たちはもらえるかもわからない
退職金ですら怪しい
確かに
いろんなことのツケを
背負わされたなぁという感覚はあります
でもね
それを若い世代に分散させるのも
いやじゃないですか
実際氷河期世代でも
若くなればなるほど
その意識は高くて
最初はなんとなく
将来に希望が持てない
そんな中、子供を持つのは
子供がかわいそう
そんは空気感でしたが
要するに
これ以上の先送りをしたくなかったんですよ
負債の先送りをすればするほど
どんどん下の世代の負担が増え続ける
そんな悪循環は止めたかったんですよ
そういう考えを持っているからですかね
今、正社員であったとしても
会社に期待値なんてないので
管理職にもなりたがらないし
副業できるならしたいし
定年後もなんとか生活費は稼ぎたい
仕事が人生のすべてではなくて
生活の為に仕事をしているだけ
幸せや豊かさは別のところにあるよね
そんな価値観に
シフトしていっていると
そんな気がします
凄く極端なことを言えば
40代全員会社辞めたらいいんだと思うんですよね
あらゆる企業が困るでしょうね
そのぶん若い人をもっと重用してください
そして若い人たちは
フリーランス化した
40代に仕事振ってください
パワーバランス変えてもいいんですよ
逆に言えば
これほどの社会的インパクトある変革を
実行できるのが氷河期世代なんですよね
そろそろ邪魔だったバブル世代が
社会のメインストリームから消えるし
悪習慣を引き継がずに
社会の新陳代謝を促せる
ついにヒーローになれるタイミングが来るんですよ
さて、
その昔は40といえば
不惑などと言われましたが
これからは
覚悟の40です
覚悟、決めますかね
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?