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2024/10/6 普通の日だけど着物の日
ずっと着てたんですけども
![](https://assets.st-note.com/img/1728224128-DLfsyvTrF4qiPEUj1ubzVtKw.jpg?width=1200)
お久しぶりです(笑)
かれこれ、半年書いてません(笑)
この間も着物着ていたんですけどね。
Instagramに書いたりしてたんで、
それで手一杯だったりもして(汗)
まあ、ぼちぼち書いてみます(笑)
久しぶりだと、長くなりがち(笑)
ネタが溜まりますので(笑)
暇な時に読むのをお勧めします(笑)
着物が気持ち良い季節になりました。
お下がりの着物をおろしてみました。
夏にいただきましたが、袷 なので、
神無月まで寝かせて、満を持しての登場。
って、太陰暦だとまだ長月?
だから、むしろ待ちきれない見切り発車なのが
ホントのところ(笑)
「きまり」は「戒律」じゃないよな
着物って季節の決まりがあるけど、
守らなきゃならない戒律ではなく、
旬のモノを美味しく食べることに似ている。
気候と身体を合わせることでもあり、
気候を心で味わい楽しむことでもあり。
四季があるからこそ、自然の表情も豊かな日本。
見逃さず、目に留めて。
万物の創造主が作った奇跡を満喫することなんじゃないかなあと。
歳を重ねるほど、豊かになることが前提の文化
さらに、年齢層に合わせた決まりもあるけど
それは、良い意味で「実るほどこうべを垂れる稲穂かな 」を
視覚的に表現しているようでもあり、
歳を重ねることの豊かさや素晴らしささえも
視覚的に表現しているようにも思う。
「若ければ良い、年取ったら終わり」
じゃなく。
その年代だからこそ楽しめる楽しみ方が明確。
柄が大きくて、鮮やかな発色は若い人。
歳を重ねるに従い、色味が地味になっていき、
柄が小さくなっていく。
どんどん、渋くなっていく。そりゃあもうわかりやすい。
これって、年齢とともに
内面も深く豊かになることを前提にしているとしか思えない。
一見して、地味で渋い柄は、
なかなか、若者には着こなせないことが多い。
でも、シワがあったり、白髪があったりする年齢の女性が、
小物遣いや差し色で、めっちゃカッコよく着こなせたりする。
逆に鮮やかな派手めの色味で大きい柄ゆきだと、
若者らしい元気の良さとマッチするのに、
歳を重ねた女性には、頑張って若作りに見えてしまう。
渋い柄は、センス次第で個性が何通りも表現できる。
引き出しの多さが楽しみ方のバリエーションに比例する。
これって、年齢や場数の多さで練られていればこそ。
着物を見てると、歳をとることが、嬉しくなるんだよなあ。
大人の階段が、素敵すぎて。
私の選びではなく
久しぶりに袖を通すと、
思わぬインスピレーションも与えられて、嬉しい。
さてさて、今回は、
八掛(着物の裏地のこと)も柄物なのが初めて!
お下がりって、他の人の選んだものが、
わたしの選びじゃなくて、
あちらがわたしを選んで、
予期せず手元にやってくる。
だからこそ出会える「初めまして」の連続。
自分に凝り固まってたら、
一生出会えないかもしれない、奇跡。
9割方、お下がりで賄われる
ワタクシの着物事情(笑)
1から自分で選ぶのではなく、
予期せず与えられたモノを
わたしに与えられたセンスのデザインで
どんなふうに工夫するか。
その工夫そのものの、
楽しさ、面白さを存分に楽しむ。
その恵みを大いに満喫できる。
ありがたい機会だなぁ。