2024/3/3 普通の日だけど着物の日
突然ですが、偶然おすすめに上がってきた動画が、
めちゃめちゃ勉強になりました。
どうも、ゆかたろうです。
職人さんが着物を作る工程を動画にされていたんですが。
和裁が、いかに「生地を傷めずに大切にする」ことを前提にして
確立された技術であるか!
先日、母のお下がりの襦袢が袖ごと取れたんですけど、
和裁は、生地が破れないために、そもそもあまり強く縫ってない!
破れなければ、仕立て直しができますからね、サイズ直しとかね。
しかも、針も細いし、縫い方も「生地の布目を掬う」ような縫い方。
つまり、生地に穴が開かない!
しかも、表に縫い目が見えない縫い方!
絹糸は、綿や化繊に比べて、強度が弱い上に、
洋裁で使う糸よりも細い糸を一本どりで使う。
さらに、縫うときに、縫い目に緩みを持たせている!
古いものは劣化して切れやすくなるのは本当。
でもだから、簡単に解体でき、
解体しても、布に穴が開くこともなく、破れることもない。
さらには、サイズを変える可能性を想定して、縫い代を太くしたり
細くしたりして、サイズを決めている。
なるべくハサミを入れないんですね。
だから、仕立て直しすると、復活するんですね!
和裁の知恵、物や生地を大切にする精神性。
素晴らしいなあと、改めて思いました。
ちなみに、この元山さんが、keniamariliaというブランドの
帯締めベルトを製作しているそうです!!!
デザイナーの座波ケニアさんは、私が応援している「HEAVENESE」の
衣裳デザインと製作をされてるんです!
意外な繋がりに、テンションが上がりました!!
ケニアさんの衣裳は、HEAVENESE styleという、毎週の配信でも見られますよ!ちなみに今週はこちら↓
さて、前置きが長くなりましたが、今日の着物です。
2月に一度だけ来た、椿の柄のモダンな小紋です。
この着物、八掛が明るいピンクなので、ちょっと若い感じなんです。
なのに、濃い目のピンクを合わせてしまったので、
ちょっと全体に若すぎる感じになったのが、反省点ですが、
今日も最短時間、下着から帯の完成まで45分で着られました!
帯は10分かからず結べたかも!
襦袢にメッシュのゴム伊達締め、
胸紐の代わりに「コーリンベルトしっかり」を使い、
博多織の伊達締めを念の為重ねました。
襦袢の伊達締めがかなりしっかりなのに、苦しくなくて、
背中の空気をしっかり抜けたので、1日着崩れ知らず!
今日は、かなり快適に、苦しくなく着付けられました!
着物の柄がこれで、
着物と花の形が似てますよね!
着物はモノトーンの点描画みたいな感じで、
帯は水彩画のようなカラーで、
そこを合わせてみたかったので、満足です(笑)
帯揚げをもう少しシックな色にすればよかったな〜。
まあ、あまり持ってないのだけど、
少なくとも、今日のピンクだとキャピっとしてしまった(笑)
悪くないんだけど、ちょっと自分にはしっくりこない感じでした。
ま、やってみないとわからないので、これはこれでよしとします。
帯、羽織が黒地だったので、着物の甘さとバランスが取れたかな?
柄と柄を合わせても、案外しっくりくるのが着物マジック。
柄物好きには、たまりませんです。
今日も楽しかった!来週も楽しみです。
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