変られないものに執着しない
この内容は8月27日に放送されたVoicyのHonda Lab.チャンネルの内容を元に作成されています。
変えられないものに執着しない
今日の『トリガー・フレーズ〜自分にスイッチを入れる170の言葉』、一瞬にして行動を起こせるきっかけとなる言葉を厳選収録した一冊から紹介する言葉は、
「変えられないものに執着しない」
です。
自分で変えられないことに執着しない。例えば、渋滞、電車や飛行機の遅延などは、自分では変えられないですよね。
渋滞は、違う道を行くことで避けられるかもしれないけれど、自力でなくすことはできないですし、飛行機や電車が遅れた、というのは乗り換え手段がない限り、変えられないですよね。
この「変えられないこと」に対してイライラしたり怒ったりしても、なにも変わらないんです。よくテレビで駅員さんを怒っている人がいますよね。その人の気持ちは、わからなくはないです。けれど、状況は変えられないので、怒ることでよけいにストレスになってしまいます。さらに、貴重な時間も、無駄になります。
僕は、トラブルや騒動が起こったときに、どう対処するか、が大事だと思っています。
どうせ変えられない。じゃあ、どうするか。
飛行機が遅れたのならば、代替手段を考えて他の便に振り替えることはできるかもしれません。けれど、できることがまったく何もないときは、「この遅れた分の時間をどうするか」を考えることが大切です。
普段、時間に追われている人にとっては、逆に自由時間ができたことになります。この隙間時間に本を読もう、仕事を片付けよう、など気持ちを切り替えることができたら、その時間は有意義に過ごせると思います。
「なんで遅れたんだ?」と理由探しをしたり、文句を言ったりしても、変わらないものは変わらない。この切り替えは、ストレスを溜める・溜めない、自分の時間を有効に活用する・しない、の分かれ目になると思います。
振り返ってみると、コロナ騒動も、変えられないことだと思います。変えられないことに対して文句を言ったり、「~だったらよかったのに」と考えたりしてもしょうがないので、この状況をどう活かすか、この時間をどう活かすか、この変化をどう活かすか、と切り替えることができれば、進化できるわけです。
Google Pixel Buds のリアルタイム翻訳がやばい
GoogleからGoogle Pixel Budsというワイヤレスイヤホンが発売され、商品を提供してもらいました。
ノイズキャンセリング機能がない、耳のフィット感がとてもいい、という違いはありますが、基本的にはAirPods Proと同じ機能です。ただ、なによりも驚いたのは、Google翻訳と連動していて、逐次通訳をする機能があることです。
Google翻訳を使っている人はわかると思いますが、去年くらいからGoogle翻訳の機能がとんでもなくレベルアップしています。日本語から英語、英語から日本語、ともに85%くらいは正確に翻訳できて、修正が必要なのは15%くらいになっています。このPixcel Budsの翻訳機能はそれよりももっと正確かもれません。
Pixel Budsは、音声入力で認識して、音声で返してくれます。海外旅行程度なら、通訳はいらないかもしれないです。現地の人が話すことを、逐次通訳してくれます。
いろいろな言葉で試してみて、かなり正確に訳せると感じました。Androidスマートフォン「Pixel4」などとつなげる必要はありますが、今後Pixel Budsは、ただのワイヤレスイヤホンではなく、海外旅行に必須の持ち物になると思います。
2020年現在でこのレベルなので、5~10年したら語学を勉強する必要がなくなってしまうかも、といい意味で予想しています。
「本当に時代は変わるな」と。
これがもっと小さいものになって、もっと簡単なものになって、翻訳レベルも上がると、「もう語学はいらない」という世界が見えてきます。
また、音声入力の精度が高いので、キーボードもなくなるのではないかと思います。
既に僕は音声入力をよく使うようにしているのですが、かなり正確に入力できます。スマホなら、手で打つよりも早いです。
語学を勉強する必要がなくなることと、キーボードがなくなることは、近々起こり得ることだと思います。すごい未来ですよね。
どんどんテクノロジーが進化するから、世の中が便利になるし、できることが増えて、個人がエンパワーされる。すごい時代になっていきます。
みなさんは、このチャンスをどう活かしますか?
本田直之