文字文字インベーダー
結局楽しいことしなきゃ始まらないんですよね。楽しいを優先させる、それからはやっと、嫌だと思ってたこともそんなに嫌じゃなかったとか気づくんですよ。なんとなく嫌なことって簡単にひっくり返ったりします、いつも通り適当ですが、手が止まらないってことは本当らしいですわたしの中では。直感と当てずっぽうってどうやって見分けるんでしょうね、見分けるのも直感に拠りませんか?結局は信じられるか自分を、ですね、いつもの自己啓発の言葉が出てきました、自己啓発の定義をしていませんでした、いや単に知りませんでした、自分自身の潜在能力を引き出すための訓練、と国語辞典にはあります。超能力の開発のような、いや人間の潜在的力、能力はほとんど超能力なんでしょうきっと。例によってほとんど寝かけた頭で書いています、何を書いているかもわからない、わかったら止まってしまうからこれはわたしなりの作戦でもあります。何を書こうだとかこれはなんだと考え出すととても毎日書けないんですね、何も沸いては来ないんです、とか言って書いていると書くことが湧いてきたりするんです、矛盾の泉ですね人間は、だから生きていられるのかもしれません。滝壺人生です。水ですね、水になる。口の中に水を含んで運動するとバランス感覚が飛躍的に良くなるらしいです、これも潜在能力の一つでしょうか。なんだかイライラする夜は眠れなくなりますか?ゴダールの映画で突然こちらに向かって話しかけてきますよね、気狂いピエロでしたっけ、映画も音楽も本もタイトルを覚えられないんですよね、人の名前も、「ほらあの良く笑ってる」で思い出してもらえる人はきっといい人で、いつもなんだか上の空の人、と言われるのがわたしかもしれません。突然温泉が頭に浮かびます、しかも一人だけ入場せずに外で待っていました、湯煙が上がるのを道に突っ立って眺めましたタバコを何本か吸って読書に飽きた頃に皆が温泉からあがって外に出てきました、ここはもはや曖昧です、なんでだろう、寂しくも悲しくもなかったはずなのに、あの時間がわたしの中に残っていてスノードームのように独立した時間がそこには流れています。ジョーカーの続編が面白いのか気になります、いつの間にか最寄りの映画館では上映が終了していました、いつの間にか知らないうちに終わります、なんだって気になったら即座に行動です、脳みそを介さずに書いてしまいました、今日書いたほとんどがそうかもしれません。そしてそれはどうでもいいことです。毎日が毎回が再生産され繰り返されるようです、前に書いたことをそっくりそのまま書いてもしょうがありません、わたしがほとんど成長していないことを意味しているとしたらその点では意味があリます、それがまさに今起きていることです。散歩に行きました今日は、メインストリートを走るバイクの後部座席に緑色のエイリアンが座っています、今日はハロウィンでした、31日ですよねハロウィンは、そのくらい興味がありませんが仮装する人を見るのは楽しいです、何が楽しいのかは分かりません、本当に楽しいのかも分かりません、いつもと違うのが楽しいのか、いつもと違うなと思うことが。ダメですね今日は、今日はと書きましたがいつもこんなもんでした、なんにも書いていないことがほとんどだ、もう数行で画面が白文字で埋め尽くされます、暗闇に光るスクリーンを文字が埋めていく様子はインベーダーゲームのようでほのかに気持ちいいです。埋め尽くしてもボーナスはありません点数も入りませんましてやお金も発生しません。これが何を生むのか、書いたという事実だけがわたしの中に生まれるでしょう、そしていくらか眠りやすくなるのです、より良く眠るための一技です、書くこと自体が自己啓発なのかもしれません。画面が白文字で埋め尽くされたので寝ることにします。