本田耕一

若さと老いの38度線

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足を上げて乗っているスクーターとすれ違うと、中嶋一貴を思い出す

F1を見なくなってから何年経つか分からない。しかし一度やめた事に再度手を出すみたいなのは誰しもあるはず。 確かF1を見るようになったのは97年、前年チャンピオンのデイモン・ヒルがクソザコウンコマシンに乗っていて「これがチャンピオン...?」と感じた記憶がある。 そこから速いけど勝てないというイメージに何となく惹かれてミカ・ハッキネンのファンになり、後釜に指名したライコネンのファンになり、何周でエンジンブローするか当てる事を楽しみに過ごした。 トヨタはトヨタらしい退屈なレ

    • 人は誰かに飼われていないと不安になるのか

      春の暖かさが顔を出し、コロナウイルスより花粉の為にマスクが欠かせなくなってきました。やはり花粉症は今年もズビズビ大変なわけです。 花粉が辛くて必要だからマスクをする。これは当たり前の事ですね。それが結論です。 必要だと判断し、決定する。これは人として当たり前の事であり、大人なら誰しも出来ることだと当然のように思っていました。 しかし実際は違ったのです。 昨夏のお盆、そして年末年始にこんな言葉を目にしたり周囲で耳にしたりしました。 「政府が帰省していいのかハッキリ言っ

      • 腰が重い

        私は腰痛持ちである。 20歳の時に初めてギックリ腰になって以来、一定間隔でヤバい時がくる。そうあの「あはあっああっ!」みたいなるアレ。 ふと封筒が届いたりメールが来たときに、すぐ開封できず先延ばしにしてまうあの感じ。腰痛の時に似ている。 家事とかもそう。はじめてしまえばどうってことはない。しかし腰が重く、ベッドでゴロゴロ。 そうした時に思うのだ。「ギックリ腰でベッドから出られない時もこうだったな」と。早く治って何かしたいなと思いながらゾンビのように這いつくばっていたあ

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