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【へなちょこ欧羅巴紀行】25日目 気分はパリジェンヌ!

<ご注意ください!>
このヨーロッパ旅行の日記は、2007年のものを掲載しています。
当時の情報そのままだったりしますので、ご注意ください。
特にためになる話は載っていません。
ただただ楽しんでいただけると幸いです。


▶︎25日目 気分だけはパリジェンヌ

昨日からパリに滞在しています。
しかも住まいはアパルトマン♪
Hotel du Mondeというホテル(アパルトマン?)で、自炊できるのがけっこう良かったです。
日本語は通じないけど、英語は通じます。(かなりフランス語なまりの英語だけど!)

今日はとにかくパリ! パリ! パリ!
ホテルはバスチーユ広場に近かったので、まずはぶらぶらとマレ地区あたりのお店めぐり。

ここがマレ地区かは忘れたが、とにかくおしゃれな街角だ

この日から別行動でも良かったんだけど、私がMちゃんのルートに便乗する感じでついていきました。
カワイイ服屋さんが多いながらも、まだまだパリには滞在するしということで財布のひもは固い二人なのです。

▶︎美味しいお肉と思ったら・・・

とりあえず、おなかも減ったし、街の食堂でランチです。
とにかく、全く読めないメニュー!
なんで、フランス語の手書きのカフェメニューって、あんなにかわいいのに、全く読めない位字が汚いんだろう?
とりあえず、値段や周りの人の食事から推測し、頼んでみたらど〜んとデカイステーキ!

とにかくでかい!

久々に肉! わ〜い♪ と食べたら
・・・超特大のレバーでした! (ちょっと苦手)
苦労して飲みこみましたわよ。

ヨーロッパどこでも思ったけど、この縦列駐車どう停めてんだ

気を取り直して、街並み探訪。
カワイイ郵便局のワゴンがあったり、明日の朝食用のバゲットを買ってパリジェンヌを気取ったり、いろんなかわいいお店を見たりと大忙し。
ちなみに観察によると、カワイイパリジェンヌはほぼ全員、黒いぺたんこバレエシューズを履いておりました。
Mちゃんはもともと買うつもりだったらしいので、一緒に見て回ることに。
でも探すとないの。
これがまた。

▶︎何だよ雑でも可愛いじゃないか

こんなケーキの包み方、日本で見たことがない!
中のケーキは潰れていない! お見事

この日はもちろんケーキを買って帰りました!
ミルフィーユ♪
お部屋で紅茶をいれて、夕食後にまったりといただきました。(ここがホテルと違って、キッチン付宿のいいところ♪)
そういえば、パリはケーキも箱に入れるんじゃなくって、紙で包むらしい。
すごい手早くて見事三角形に包んでくれたおばちゃんの、巧みな技に見とれてしまいました。

▶︎暮らすように旅するのだから・・・洗濯も楽しむ

この日、上のイラストのようにこの旅初めてジーンズを洗いました。
・・・驚いた。
まさか、黄色い液がでてくるなんて!
あまりの衝撃に、写真を撮ることも忘れてしまい、イラストでしかお伝えできないのが残念です。

【2007年6月29日パリ/18,750歩】

(2007年そのままの文章)


▶︎2024年の私から

当時とても衝撃を受けた「洗ったデニム黄ばみ事件」ですが、後々調べてみるとインディゴ染めの染料が溶けでてきたようで、ちょっとホッとした私です。
でも、旅の中でなかなか洗うことができなかったので(よく考えたらキタナイ)、まあ、黄色い液体が出てきてもしょうがないとは思うのですが・・・。

ちょっとさすがにここに写真は載せられませんでしたが、マレ地区ではバゲットを紙袋に入れて手に持ち、ドヤ顔で写っている若き日の私の写真が出てきました。
観察により可愛いパリジェンヌが黒のぺたんこバレエシューズを履いているということがわかっているにも関わらず、相変わらずヨレヨレの格好でのドヤ顔w

ただバレエシューズに憧れていつか買おうと思っていたけど、何履いてもしっくりこない。
骨格診断を受けた時に、バレエシューズは向いていないと言われました。
体型に合わないのであれば、諦めるしかないか・・・。


今思えばもっとオシャレに、そして美味しいご飯食べろよって言いたいのですが、この時の貧乏な旅も今ではいい思い出。
パリでの高級なランチ上位であったであろうランチが、まさかの超苦手なレバーだったとは、運の悪さに笑っちゃいますが、あの時の最初の一口が忘れられません。
(普通のステーキだと思って食べたらレバーだったんですよ! しかも日本の繊細さなんて微塵も感じられないただレバーを焼いただけのもの)
なんとかかんとか飲み込んで、最後は少し残してしまいました。申し訳ない・・・。
ま、これも今となってはいい思い出です。

なんでこんなことしたんやろw


▶︎オススメ本

●『タルト・タタンの夢 〈ビストロ・パ・マル〉』近藤 史恵 (著)

実はこの度からちょっとフレンチが苦手かも・・・と思ってしまって敬遠していたんですが、この本を読んでからめちゃくちゃフレンチを食べたくなってしまったのです。
とはいえ、こちらの作品は日本の小さなビストロを舞台に、日常における謎を解決していくというもの。
フランスのオーベルジュとかで働いていたフレンチの三船シェフがお店のスタッフや常連客の謎を解き明かすミステリー。
とにかく出てくる食事が美味しそうで、フレンチレストランに行ってみたくなる作品なんです。
パリが舞台ではないけれども、この店の常連になったらパリジェンヌを気取ることができるのかも。(もう年齢的にはマダムですけど)


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