こども芸術教室KidzLab.《歩く名画Tシャツ》【授業記録No.001-002.】
記念すべき第一回の授業と第二回の授業「歩く名画Tシャツ」の二日間が無事終了しました。幼児クラスと小学生クラスです。
第一回は、なんとちょうどお誕生日の子がいました!おめでとう!先生も嬉しいです。来年は一周年を一緒にお祝いできるね。
さてさて、授業内容はと言えば、みんながおうちから持ってきてもらった好きなサイズのTシャツなどを描きました。
ほとんどのみんなが紙と布の違いに苦戦。
描いている間、少々ストレスな感じ。ペンで描くと上手くかけなくて線が途切れてしまう。でもその事が実は面白いのです。
幼児クラスでは、描いている線がぶるぶる震えて見えたので、「ぶるぶるりんご」にしてみたり、糸の縫ってるところみたいだから、「刺繍柄」にしたり。
布が擦れる音が、「まるでローラー滑り台だ!」と発見する子もいて、描くだけでなく、発生する音からさらにイメージを膨らませる柔軟で面白い想像力が垣間見れました。これには初回から驚かされました。
すぐに制作に取りかかれる子は、最初から「昆虫を描くんだ!」とか、「恐竜大好きなんだよ」という子、「着れる服を作るの!」という子もいます。おうちで楽しみに考えてきてくれたんでしょうか。
終了後、「もう着たい!早くきたい!おうちで夜着るの!」と言ってる子も。とてもお気に入りの名画が描けた授業でした。やったね!
「火山が噴火して恐竜が逃げてるんだよ〜」なんて物語のある絵を描いた子も。袖までかいて、恐竜の尻尾がきれてるなど、結構構図も色彩感覚もタッチも斬新で良かった。先生の方が勉強になるんです。笑。
他にもネックレスをつけてるところを描いて、かわいいブランドTシャツにしたり。みんななかなかの素敵名画に仕上がりました。
初めての授業をした感想ですが、やはりこちらで何を描くのかの想定なんて必要なく、その場で素材や描き方の変化を感じることで子どもたちに音やイメージの連鎖など面白い影響を与えることがあるということ。一人一人の物をみる力と想像力がそのまま生かされていて、それぞれ素晴らしい作品になったということです。
参加してくれたみんな、いっぱいおしゃべりもして、いっぱい楽しんでくれて、最高の時間をありがとう。先生も楽しかったです。また来週もいっぱい楽しもうね!またよろしくね!楽しみにしてるよ!
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