えんとつ町のプペル、優しい世界でした。
【えんとつ町のプペル】
映画、公開初日に観てきました。
めちゃくちゃ優しい世界だった。
子どもの頃、金八先生をテレビで見てて、こんな素敵なクラスあるわけないじゃん!って思ってた。
絶体絶命のピンチ、もうだめだとぎゅっと目をつぶった瞬間に光に包まれて、新しいアイテムや力を得られるなんて、所詮アニメはご都合主義。
時々優しさには触れるけど、世の中の大半は虚構と欺瞞。信じる者はバカを見る。だから自分も殻に籠る。傷つかないように。傷つけないように。
けどね、西野さんは
絵本を創り始めてから昨日まで、何一つ嘘が無かった。今までのSNSでの発信や講演会で語っていたことが、全てそのまま、微塵も崩れず映画の中に詰め込まれててびっくりした。それが嬉しくて、とにかく涙が止まらなかった。
圧倒的な力とスピードで独自の世界を創ることもできる(イメージはホリエモン)。ただ私の得意分野ではない。だったらその昔、あり得ないと思っていた世界を自分が創ってみたらいいんだよね。最初は自分とその周りの人たちだけでいいから、優しい世界を作ろう。
そのツールに、私はやっぱり桜餅を選びたい。
正直、桜餅で優しい世界を創るってどういうことか完全にはわからないけれど……
根拠はないけど、出来そうな氣がする。いや、やってみる。
夢を持てば笑われて、声をあげれば叩かれる
こんな世界を、変えてみよう。
そう、思わせてくれた映画でした。
完。