【「発達169号」を読んで】保育のICT活用の実態ってどうなんだろう?インフラ整備推進の必要性を感じました。
こんにちは~honaです!
今日から6歳長男くんは給食開始!「きゅーしょくだー」と嬉しそうに登校していきました^^学校がとっても楽しいみたいで一安心です。子どもは、大人が思っている以上に成長していますね。嬉しいけれどやっぱり寂しいな。
しかしながら3歳長女ちゃんは今月いっぱいは11:30に帰ってくるので(;^_^A 今日もさくっとnote書いていきます~
昨日で遂に毎日投稿30日!ああ続けられて良かった。本当に、スキやコメントで励ましてくださる皆様のおかげです。ありがとうございます。。
さて今日は、保育現場のICT活用について考えていきます。
最近、ミネルヴァ書房さん発行の「発達」の定期購読を始めました。最新号が数日前に届きました!とても気になっていた「ICT活用」の文字を見て、届くのを楽しみにしておりました。
早速「保育とICT」特集を拝読いたしまして、その中で私が感じたことを以下3点にて残しておきます。
①大きく分けて、「保育実践への活用」と「その他の業務への活用」がある
特集のなかで、ICT活用のステップを6段階に分けておられるものがあって、まずステップ0として「業務効率化(出血管理、業務管理等)」があり、続いてステップ1に「乳幼児教育の構造・環境・相互作用評価の多層的導入」、ステップ2が「保育実践のモニタリング」・・・と続いていきます。
これでいうステップ0が、最初に述べた「その他業務への活用」にあたり、その後は保育実践に活用していく、といった内容でした。
ふむふむそういう枠組みでまず考えるのだな、と参考になりました。
さらに、ICT活用と言うとなんとなく前職の経験上、業務効率化と言う面での活用ばかり考えていましたが、例えば「ドキュメンテーション」の作成などの子供の育ちを記録するための手段としての活用も非常に今後期待できるのだなぁと感じました。コロナ禍であることもあり、保護者とのやりとりが希薄になりがちなところ、クラウドサービスを活用したドキュメンテーションを共有することで、子供の育ちの記録ができる、且つ作品を通した子供と保護者、保育者でのコミュニケーションを産むことができた例があるそうです。
もちろん「手書きが良い」「対面がいい」といったような保護者からの意見があったりもするでしょうが、その対応も踏まえた柔軟なICT活用を推進することが重要だなと感じます。
②アナログ保育とデジタル保育のバランスを考え続けることの重要性
そして一番大切だと感じたのは、保育実践のなかで「アナログ」と「デジタル」をどうバランスをとっていくかという点でした。
スクリーンタイムが長い事は子どもの発育に悪影響がある、という研究結果もあるそうで、デジタルの時間が長すぎることによるデメリットが懸念される一方で、子どもがデジタルに日常的に触れる事でアナログではできない経験を積む事ができることも期待できる・・・というハザマにあるそうです。その結果、実際の対応は園によって異なるようです。
ちなみにアナログでは出来ない経験とは、例えば国内の遠くにある幼稚園や、また海外の方とのテレビ電話をすること。子どもたちは同じ日本の同じ時期でも天候が全く違うことに驚いたり、海外の標識や建物が珍しく好奇心を持ち、自分たちから調べ始めるという探求性が生まれたりするそうです。
実は我が家では、スクリーンタイム(TV、ゲーム、スマホ合わせて)を長男6歳は1日30分、長女3歳は1日20分と決めています。
きっかけは、長男の3歳児検診で「今から6歳くらいまでは眼にとって大事な時期だから、画面を見るのは1日30分以内をお勧めします」と言われたことでした。私も夫も、超近視でして、子どもには同じ道を歩ませたくない!という思いから、毎日メガネとかコンタクトとかつけるのめんどうだよ~と子どもに伝えています。
そんな中なので、やはり例えば保育園や幼稚園に行って、1時間も2時間もスクリーンタイムが増えるというのは個人的にはあまり好ましいとは思えないが正直なところです。
そういった保護者からのいろいろな意見も踏まえ、子供の育ちにとって、1番良いバランスを探していく。それはもちろん試行錯誤は欠かせないと思います。トライ&エラーでどんどん実行していく以外にいないのではないかと思いました。
③保育ICTインフラの整備が必要
特集を読んで、素晴らしい取り組みに感心した一方で、こうした寄稿をされる園というのはすごく前衛的で先進的な園だろうから、おそらくアナログ100%、いや120%(!?)の園も世の中にはまだまだあるんだろうな、と思っています。
その現状を変えていくには、もっともっと保育のICTインフラ整備を推進していく必要があると思っています。そのためには社会全体として、保育ICTインフラ整備に投資をしていく流れ、つまりは国や自治体がもっともっとそれを後押しするような政策・施策を打ち出して欲しい。と言うよりかは、そうした政策・施策を掲げるリーダーを選挙や企業や保育・教育現場で選出して協働していく流れ…のほうが考えに近いかな。
だから自分自身でリーダーシップを取るだけでなく、そうしたリーダーを選ぶことに参加することにも必ず意味はあると思います。少しずつそういった動きを自分もしていきたいなと考えています!
ちなみに「発達」を読んでいたら、こうした経産省主催のこうしたHPがあることを知りました。まだ見られてないですが、またゆっくり拝見しようかと思っています。
なんだかまとまりがないかったですが…(^^;;
今日はこの辺りで。
お読みいただき本当にありがとうございました!!
hona