10月第3週の「本の話」 おすすめ3選!
10月10日(木)から10月15日(水)に、本の話で公開された記事の中から、注目の記事をピックアップ!
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★井上先斗『イッツ・ダ・ボム』 📢応援の声
2024年9月10日に発売され、各紙誌で取材・書評が相次ぎ、TBS「王様のブランチ」でも特集された井上先斗さんのデビュー作『イッツ・ダ・ボム』。クールな文体に秘められたアツい魂の叫びに引き込まれる人続出中!
応援の声は書店の現場からも届いています。
★『よむよむかたる』へ、全国から届いた熱いメッセージ
喫茶シトロンに毎月集まるのは、下は78歳から上は92歳までの6人の老人たち。本を片手に「ヤァヤァ、どうも、どうもでした」と集まれば、思い思いに本を朗読し、感想を述べあう。仲間の声に耳を傾け(傾けないことも多々)、自由で和やかな(時に剣呑な)時間が流れてゆく――。
朝倉かすみさんの最新作『よむよむかたる』に送られた、全国の書店員さんからの感動の声。先週に引き続き、第6回と第7回をお届けします。
★話題作📖ためし読み2本
よむよむかたる(朝倉かすみ)
近著が直木賞にノミネートされるなど、いま最も注目を集める作家の一人、朝倉かすみさん。
前項でもお伝えした新刊『よむよむかたる』の中から、今回は物語の核心に迫る第2章を特別公開!『だれも知らない小さな国』の〈こぼしさま〉は何者なのか?
幽霊作家と古物商 夜明けに見えた真相(彩藤 アザミ)
死んだ理由が分からないまま彷徨っている小説家の幽霊と、謎めいた美形の古物商。曰くつきの青年2人が織りなすホラー短編集『幽霊作家と古物商 夜明けに見えた真相』が、10月9日に文春文庫より発売されます。本作は、7月に刊行された『幽霊作家と古物商 黄昏に浮かんだ謎』の続編になります。
発売を記念して、収録短編「呻き匣」を公開します。古道具屋「美蔵堂」に訪れた男性が持ち込んだ、装飾のついた匣(はこ)。どうやらその匣には、乱心した男の霊が取り憑いているようで――。
●今週のポッドキャスト
【話題作🎧試し聴き】『センスの哲学』(著・千葉 雅也/朗読・橋本 英樹)
あなたのセンスが良くなる本!千葉雅也氏の哲学書『センスの哲学』がオーディオブックになりました。このいわく言い難い、因数分解の難しい「センス」とは何か?
【オールの小部屋】編集部の秋をふりかえります!
一穂ミチさんの直木賞受賞をお祝いするオール讀物9・10月号 (https://books.bunshun.jp/ud/book/num/...) が発売されて1か月半。編集部の秋をふりかえります! 降田天さん、矢樹純さんの写真撮影、和田秀樹さんと麻布競馬場さんの競作企画、蓬田やすひろさんの表紙画、「愛読者大会」ご案内まで、もりだくさんの近況です。
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