<オンライン講座>オール讀物新人賞特別企画 「小説家」への道〜歴史時代小説オンライン書き方講座〜講師:坂井希久子さん
2022年6月11日 Zoomウェビナー配信/〜6月20日までアーカイブ配信 講師:坂井希久子(第88回オール讀物新人賞受賞者)※文庫『江戸彩り見立て帖 朱に交われば』とセットになったイベントです
2008年「虫のいどころ」で第88回オール讀物新人賞を受賞した坂井希久子さん。『泣いたらアカンで通天閣』『ヒーローインタビュー』『虹猫喫茶店』『ウィメンズマラソン』など、話題の現代小説を次々と上梓していく中、2016年には時代小説『ほかほか蕗ご飯 居酒屋ぜんや』を出版、第1回高田郁賞、第6回歴史時代作家クラブ新人賞も受賞しました。
江戸時代の神田を舞台に美人女将・お妙が切り盛りする「居酒屋ぜんや」シリーズは、2021年『さらさら鰹茶漬け』でシリーズ10作品が完結。現在は新シリーズ「花暦 居酒屋ぜんや」がスタートしています。
また文春文庫のオリジナルシリーズ『江戸彩り見立て帖 色にいでにけり』も発売後たちまち重版、今回のオンライン講座では、その第2弾となる『朱に交われば』(文春文庫)をテキストとし、実作者である坂井さんが、
◆作家デビューまでの道のりと修業時代について
◆時代小説執筆にチャレンジしたきっかけと転機
◆現代小説と時代小説の書き方のちがい
◆江戸時代をリアルに描く資料(書籍・浮世絵など)の使い方
◆参考になる時代小説や風物資料館の案内
など、特に江戸の時代小説を中心とした書き方を分かりやすくオンラインで解説します。
また、ご自身の現在の創作活動のスタイルなども具体的にお話しいただく予定で、参加者の方からご質問も受け付けます。送料無料で『江戸彩り見立て帖 朱に交われば』が届きますので、是非本作をお読みいただいてからご参加ください!
【概要・申し込み】
■日時: 2022年6月11日(土) 17:00〜18:30
(アーカイブ動画は1週間以内にURLをお送りします)
■場所:Zoomウェビナーにて配信
■購入方法:こちらのリンクより、『江戸彩り見立て帖 朱に交われば』【オンライン歴史時代小説書き方講座付き】(税込み3300円)をご購入ください。
商品とともにイベント詳細が記された参加券がhontoより届きます。
参加券に記された方法で、イベント当日10分前までにウェビナー登録をお済ませください。
アーカイブについてはイベント後、1週間以内にURLが送られます。
■主催 文藝春秋「オール讀物」編集部/honto
■問合せ ooru@bunshun.co.jp
■公式HP https://www.bunshun.co.jp/mag/ooruyomimono/prize.html
【登壇者プロフィール】
坂井希久子(さかい・きくこ)
1977年、和歌山県生まれ。同志社女子大学学芸学部日本語日本文学科卒業。2008年「虫のいどころ」で第88回オール讀物新人賞を受賞しデビュー。17年『ほかほか蕗ご飯 居酒屋ぜんや』で第1回高田郁賞、第6回歴史時代作家クラブ新人賞受賞。著書に『泣いたらアカンで通天閣』『ヒーローインタビュー』『若旦那のひざまくら』『虹猫喫茶店』『ウィメンズマラソン』『愛と追憶の泥濘』『ハーレーじじいの背中』『17歳のうた』『妻の終活』『花は散っても』『小説 品川心中』『たそがれ大食堂』『雨の日は、一回休み』「居酒屋ぜんや」シリーズなど多数。
【『江戸彩り見立て帖 朱に交われば』】
謎の京男・右近の正体は、呉服屋を営む塚田屋の妾腹の三男坊だった。強引な右近に押し切られ、天性の色彩感覚を活かし、呉服の色見立てを始めたお彩のもとには、様々な相談が舞い込んでくる。しかし、弟の右近を目の敵にしている塚田屋の主人は、お彩が新たな流行り色を作れなかったら右近を江戸から追い出すと告げる。大好評の文庫オリジナルシリーズ第2弾!