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7月第4週 今週のおすすめ「本の話」 5選

今週は第167回芥川賞・直木賞の選考会が行われました。

直木賞を受賞された窪美澄さんの喜びの声など、特集でお送りします。文春文庫からは第162回直木賞受賞作 川越宗一さんの『熱源』、そして第28回芥川賞受賞者でもある松本清張さん『絢爛たる流離』の文庫解説を公開します。

ほかにも「ガリレオシリーズ」初のジュニア版が刊行決定など、盛りだくさんでお届けです!

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★祝・第167回直木賞! 窪美澄さんの喜びの声 直木賞受賞インタビュー

7月20日に築地・新喜楽で行われた第167回直木賞選考会。5作の候補作の中から、窪美澄さんの『夜に星を放つ』が受賞作に選ばれました。その直後、帝国ホテルでの受賞記者会見で語られた、窪さんの喜びの声と、インタビューをお届けします。


●受賞作『夜に星を放つ』についての著者インタビュー

「オール讀物」7月号Book Talkに掲載。『夜に星を放つ』に収められた5つの短編について、著者が語ります。


『夜に星を放つ』(窪 美澄)


★『熱源』は直木賞に相応しく文学界の大きな収穫である。

『熱源』(川越 宗一)

日本人にされそうになったアイヌと、ロシア人にされそうになったポーランド人――『熱源』は樺太の厳しい風土やアイヌの風俗が鮮やかに描き出され、国家や民族、思想を超え、人と人が共に生きる姿が示される、読者の心に「熱」を残さずにはおかない書き下ろし歴史大作です。
作家 中島京子さんによる文庫解説をどうぞ。

『熱源』(川越 宗一)

★12の短編に12のトリック――トリックを重視した清張さん

『絢爛たる流離』は戦前から戦後にかけて、3カラットのダイヤの指輪が次々と持ち主を変えながら数奇な運命をたどる、欲望と愛憎の人間ドラマを描く傑作連作推理小説です。
佐野 洋さんによる解説です。

『絢爛たる流離』(松本 清張)


★「ガリレオシリーズ」初のジュニア版が刊行!

『ガリレオの事件簿1 ポルターガイストの謎を解け』

 累計1500万部を突破した、東野圭吾氏の人気シリーズ「ガリレオ」初となるジュニア版『ガリレオの事件簿 1 ポルターガイストの謎を解け』 が、8月9日に刊行されます。そのカバービジュアルが公開されました。

記事では人気漫画家ユニット「うめ」氏によるキャラクター紹介や東野圭吾さんからのコメントも掲載しています。

『ガリレオの事件簿1 ポルターガイストの謎を解け』
東野圭吾 うめ(小沢高広・妹尾朝子)


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