<オンライン講座>オール讀物新人賞特別企画 「小説家」への道~歴史時代小説オンライン書き方講座~講師:木下昌輝さん
2022年3月26日 Zoomウェビナー配信/~6月20日までアーカイブ配信
講師:木下昌輝(第92回オール讀物新人賞受賞者)
※文庫『炯眼に候』とセットになったイベントです
2012年に第92回オール讀物新人賞を「宇喜多の捨て嫁」で受賞された木下昌輝さん。同作はいきなり直木賞候補作となり、舟橋聖一文学賞、高校生直木賞、咲くやこの花賞を受賞。以後も大阪ほんま本大賞、野村胡堂文学賞、中山義秀文学賞などを受賞、歴史時代小説家として、いま最も注目されている作家のお一人です。
今回のオンライン講座では、織田信長をめぐる7つの歴史短編小説集『炯眼に候』(文春文庫)をテキストとし、実作者である木下さんが、
◆どこから物語のアイディアは生まれてくるのか
◆資料はどのように探して、小説にどのように生かすか
◆実際に小説を書きはじめるために(プロットの立て方)
◆執筆時に気をつけているポイント(起承転結の方法論)
◆登場人物を魅力的に描くためには?
◆短編と長編の書き方の違い
など、歴史時代小説の書き方を分かりやすくオンラインで解説します。
またご自身がオール讀物新人賞受賞にいたるまでの経験や、受賞後に単行本デビューするまでの道のり、現在の創作活動のスタイルなども具体的にお話しいただく予定で、参加者の方からご質問も受け付けます。送料無料で『炯眼に候』が届きますので、是非本作をお読みいただいてからご参加ください!
なお本講座は、hontoによる通販限定商品で、第102回オール讀物新人賞の応募締め切り日となっている、2022年6月20日までアーカイブにて何度でも繰り返しご覧いただます。
【概要・申し込み】
■日時:2022年3月26日(土) 17:00~18:30
(アーカイブ動画は一週間以内にURLをお送りします)
■場所:Zoomウェビナーにて配信
■参加方法:こちらのリンクより、『炯眼に候』【オンライン歴史時代小説書き方講座付き】(税込み3300円)をご購入ください。
商品とともにイベント詳細が記された参加券がhontoより届きます。
参加券に記された方法で、イベント当日10分前までにウェビナー登録をお済ませください。
アーカイブについてはイベント後、一週間以内にURLが送られます。
■主催:文藝春秋「オール讀物」編集部/honto
■問合せ:ooru@bunshun.co.jp
■公式HP:https://www.bunshun.co.jp/mag/ooruyomimono/prize.html
【登壇者プロフィール】
木下昌輝(きのした・まさき)
1974年奈良県生まれ。近畿大学理工学部建築学科卒。2012年「宇喜多の捨て嫁」で第92回オール讀物新人賞を受賞。14年『宇喜多の捨て嫁』を刊行。同作は15年に第152回直木賞候補作となり、第4回歴史時代作家クラブ賞新人賞、第9回舟橋聖一文学賞、第2回高校生直木賞、第33回咲くやこの花賞を受賞した。19年『天下一の軽口男』で第7回大阪ほんま本大賞、『絵金、闇を塗る』で第7回野村胡堂文学賞、20年『まむし三代記』で第9回日本歴史時代作家協会賞作品賞、第26回中山義秀文学賞を受賞。他の著書に『人魚ノ肉』『応仁悪童伝』『戀童夢幻』、新書『信長 空白の百三十日』などがある。
【『炯眼に候』内容紹介】
デビュー作『宇喜多の捨て嫁』(文春文庫)がいきなり文学賞5冠を達成し、以降も次々に話題の歴史小説を上梓してきた木下昌輝が、織田信長の天下統一までの道のりに散りばめられた、七つの謎を解き明かす。
「鉄砲をどう運用すべきか」
「天候を予測することはできるのか」
「鉄の船を水に浮かせられるのか」
信長の戦の勝利の裏側には恐ろしいまでの合理的思考があった。そして戦国の世、最も先を見据えていた男が最後に導き出したものは、自らの死後、明智を破る秘策だった――独自の着眼で誰も見たことのない信長像に迫る、傑作短編歴史小説集。(解説・天野純希)。
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