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2月第3週 今週の「本の話」 ベスト3!

3位★住野よる『恋とそれとあと全部』カバービジュアル公開!

住野よるさんの新刊単行本『恋とそれとあと全部』(2月24日発売)。
こちらのカバービジュアルを、実力派人気アーティストのゴルさんが担当しました。
住野よるさん、ゴルさんのコメントとともにカバービジュアルを公開いたします。


2位★話題のオール讀物新人賞受賞作『首ざむらい』。その類いまれな魅力とは?

第99回のオール讀物新人賞を受賞し、2022年末にデビューした新人作家・由原かのんさんの『首ざむらい 世にも快奇な江戸物語』が、各紙誌で取り上げられ話題です。新人賞で当時選考にあたった有栖川有栖さん、村山由佳さん、乃南アサさんによる、受賞作「首侍」への選評(抜粋)を改めて公開し、その魅力に迫りました。


1位★円熟期の作家が「書きたくてたまらなかった」現代ミステリー

新幹線の新神戸駅から歩くふたりの男性。テレビキャスターとカメラマンが目指すのは、とある異人館――。
人気の紅茶店「セイロン亭」を経営する一族が所有するその豪壮な館で、何が起こるのか? 平岩弓枝さんはやっぱりミステリーも抜群の面白さです。

伊東昌輝さんによる、『セイロン亭の謎』(平岩弓枝・著) の文庫解説です。


●今週のポッドキャスト

【翻訳の部屋⑪】ノーベル賞受賞のスヴァンテ・ペーボ博士が来日。担当者が間近でみた博士の素顔とは!?

2022年ノーベル医学・生理学賞受賞したスヴァンテ・ペーボ博士。学生時代にミイラのDNA復元に挑んだのを皮切りに、古代DNAを取り出し、今やコロナ検査で全世界に知られるようになったPCR法を用いて増幅、復元するという研究ジャンルそのものを創始したことが高く評価された。
博士が受賞研究に至る人生のすべてを、本人が赤裸々につづった波乱万丈の回想録が『ネアンデルタール人は私たちと交配した』。先頃、ノーベル賞の受賞を携えて来日したペーポ博士の素顔を、担当編集者・タカハシと翻訳出版部長・ナガシマが語ります。


【5分で聴く♪文春新書】『シン・日本共産党宣言 ヒラ党員が党首公選を求め立候補する理由』(松竹伸幸)

日本の主要政党で党首公選が行われていないのは、共産党と公明党のみ。本書『シン・日本共産党宣言 ヒラ党員が党首公選を求め立候補する理由』(文春新書)では、48年間にわたり、共産党員として活動し、政策委員会で安保外交部長を務めたこともある著者が、党員による投票が可能な党首公選制を訴えるもの。党首公選をきっかけに、党内の異論、議論が可視化されれば、より国民に近い政党になれるのではないかという主張です。
しかし『シン・日本共産党宣言 ヒラ党員が党首公選を求め立候補する理由』発売からわずか17日後、2月5日に著者の松竹伸幸さんは日本共産党から、もっとも重い「除名」処分が決定されました。綱領と規約の違反、分派活動がその理由とされています。この処分に対して、今、どのように考えていらっしゃるかを率直にお伺いしました。


著者朗読🎤 EXILE橘ケンチさんが読む『パーマネント・ブルー』

初小説『パーマネント・ブルー』は、狂おしいほどに熱い青春小説。ダンスに焦がれ、夢を追うと決めた日々のことを描いた物語のプロローグを、橘ケンチさんご本人に朗読して頂きました。

vol.1 奇跡のような夜

vol.2 鉄平と二人、迷い込んだそこは……




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