読書と性嫌悪

オーバーヒートを読み終えた
千葉雅也さんのゲイ小説だった

人を好きになれることを羨ましいと思った
人を恋愛感情として好きというのは、人間のどの状態を指すのだろう

私は小説ではセックスを読める
漫画もなんとか読める
でもナマモノは無理みたいだ

動画でも、耳で聞くやつも試したけどどうしても不快になる

自分と同種の人間のそういう行為が無理なのか?

彼氏のいる友達からちらっと大人な話が出たことがあった
それだけで目を瞑ってしまう

今頭が痛いのは急な雨のせい?
それとも嫌な気持ちのせい?

千葉さんのように哲学を知れば、今の私が分かるのかな
さすがに傲慢か?

今世には多様性という言葉があり、みんなラベルを貼って貼られて生きている
だから私にも何かしらの説明文が欲しいと思う

あの子はヘテロ、あの子はアセクシャルだとか
区別している
大変なことだ

この世紀全てをラベル化できたら、将来の研究家は楽だろうなあ
それに則って分類すればいいだけだから

私は複雑でいたい
けどみんなと同じように分類されたい

そう思う時点で今世に生きる人間なんだなーと思う

いいなと思ったら応援しよう!