見出し画像

クラウドファウンディング挑戦『3日目』の記録

2022年8月23日から『発達障害児の育児のリアルを届ける本を作りたい』という目的の元にスタートしたクラウドファンディング。

スタート前の緊張感は保ちつつ、3日目にして順調な駆け上がりです。しかし、まだまだ気が抜けません。挑戦は続きます。

また、きっかけを話します…

発達障害児を育てていくことは大変だし、虚しい。その上、悔しいことがいっぱいあります。当事者となる本人たちは、もっと悔しい思いをしているように感じます。

障害ひとつで、こんなにも大きく運命が変わってしまう。そんなことに対し『少しおかしいのではないか』と、思い続けていた私。『制度が少ないことが良くないのではないか』と思いもしましたが、どうあがいても制度を変えていくのなど私には不可能です。

ただ『寛容な社会に向けて動くことくらいはできるのではないか』と、常々思っていました。そのためには、まず、発達障害児のことやその家族のくらしぶりを『知ってもらう』ことが大切なのではないかと考えました。その様に考える中で、Twitterを活用し始めたところ、瞬く間に共感の声が集まるようになりました。

しかし、Twitterの中で発達障害児のいる暮らしをお届けするには頭打ちがあると気付きました。Twitterは主にネットの中で生きる人たちにしか届きません。発達障害児のことを知るチャンスが無い人は、ネットの外にも多くいます。発達障害の親を『躾が出来ない人』と思っている多くは、Twitterをしていないことも理解しました。

次に私は、本noteを書いたりVoicyを始めたりと試行錯誤しますが、やっぱり行動範囲が『ネットの中』なのです。

そうだ、本を書こう!クラウドファウンディングをしよう!

あるとき、ふと思いついたのが『そうだ!本を書こう』ということ。本ならば、ネットに触れない人たちが手に取るかもしれない。どこか施設などにも置いてもらえるかもしれない。その様に考え、出版社に問い合わせを始めました。

今の時代なので、amazonのkindleなどを活用し無料出版も出来ます。ただ、私のようなしがない主婦が書いたものなど、インターネットの大海原で溺れて見えなくなることぐらい理解していました。だから、大手企業の名前や編集力を借りたいと思いました。(今思うと、大胆過ぎる発想なのですが…)

しかし、出版社を通して本を出すって物凄く費用が嵩む。私のようなひとり親には手の届かぬ金額でした。それでも、何度も問い合わせを続けていたらとある出版会社がしびれを切らしたのか、大幅に費用を値引いてくれました。値引かれたとはいえ、私にとっては目が飛び出そうな高額な費用。だから、少しでも社会の側にサポートしてもらえないかと思ってしまったんですよね。そこで閃いたのが、クラウドファウンディング。それに、クラウドファウンディングを活用することで、一人では届けることができなかった遠い場所へも本が届くかもしれないとも考えました。

今振り返っても、自分らしくない行動力の数々だったように思います。

クラウドファウンディング、開始直前と開始直後

しかし、クラウドファウンディングのスタート日が近づくと強い不安に駆られます。どれくらい不安かと言えば、私の人生で5本の指に入るほど。

正直、前日には『今からキャンセルしようかな・・・』なんて思っていました。しかし、ここまで来たから頑張ろうとも思いました。そして、行動するならば絶対成功させたかったです。だから、恥を捨てて周囲にお願いしまくりました。

人様からお金を集める一連の作業は、自分の心をえぐるような苦しい気持ちになりました。

しかし、みんな優しかったです。直接お願いした人の9割は『頑張れ』『応援する』『任せて』と、即座に動いてくださいました。その優しさが、私の資産に変わった瞬間でした。

クラファン、開始3日の軌跡!奇跡!

クラウドファウンディングは、開始5日で目標金額の20~30%を達成させることが成功へのカギと言われています。

昨日、開始3日目…皆様のご支援・応援のもと見事30%に到達いたしました。感謝の気持ちしかありません。

ご支援いただいた方々

一番最初に話を聞いてくれて、応援してると言ってくれた金ちゃん。

クラウドファウンディング経験者で『僕に任せて!僕はバディ!』といって、一番乗りで支援下さったのは株式会社RINGSTARの唐金さん。

『応援もサポートも何でもします!』と仰ってくださった、NPO法人キーデザインの土橋さん。

頼ってくれて嬉しいと言ってくれた、津和野『香味園』の、るみさん。

これまで、計り知れない無形有形のサポートをして下さるYukaさん。今回のクラファンを強く支持して拡散してくれた、いっちゃん。いつも元気をくれて、同じ境遇で支えてくれる晶子さん。そして、いつも我が家3人のことを全員ひっくるめて味方してくれる、今日子や綾。驚いたのは、池尻さん…実は、応援してほしいと思っていたから本当に嬉しかったです。また、自転車コミュニティの方々にも感謝で、いつも優しい佐々木さんと井上さんもご支援いただき感謝の気持ちが止まりません。

突然の誘いに、即座に『カッコいい!』と応じてくれた、さやさん。いつも、いつも温かで、心も脳みそもめっちゃ寛大なふくちゃん。『いつも応援しています!』と、言ってくださる川上さん。そして、久々の連絡にも関わらず応援してくださったのりこさん。また、いつも『応援してる』と言ってくれる原さん!そして、編集長藤井さん。

突然の連絡にも関わらず、シェアしてくれたり支援してくれたり応援してくれた、中学校同級生のみなさん。

そして、Twitterで知り合ったお母さん方・Voicyをいつも聞いてくださる皆さん、本noteを読んでくださる皆さんもご支援いただきました。直接のお友達や知り合いではないのだけれど、ここで繋がってくれた皆さんは毎日私のことを応援してくださって、本当に感謝しかありません。

また、私と共に本プロジェクトを考えてくれるリディ部の皆さんには心の底からお礼を伝えたいです。

支援・応援してくださった方々には感謝の気持ちでいっぱいです。また、これから支援してくださる方々にもありがとうの気持ちが止まりません。

本当に本当にありがとうございます。

クラファン3日目のまとめ

私は、社会をよくしていくのは『困り事』だと思っています。よくしていくためには、困っている人たちが声をあげることで社会が動いていくのだと信じています。

私の作成する文章によって、書店に並ぶようなベストセラーが出来上がる訳ではありません。しかし、クラウドファウンディングを活用することによって、広く手に取ってもらうことくらいは出来るかもしれない。また、手に取ってくれる人の多くの期待に応えられずとも、誰か1人にとっての、心の支えとなるようなものは作れるのかもしれません。

障害があってもマイノリティでも、社会側がリラックスして待ち構えるような雰囲気が漂うといいよねと思っています。

とはいえ、クラウドファンディングのゴールはまだまだ遠いです!以下よりご覧いただけますので、ご支援ご協力いただけますと非常に喜びます!また、拡散して頂けますと本当に喜びます!!!

今日は、ここまで!

いただいたサポートは、我が家の自閉症児2人のおやつか私の一息の休憩代に使わせてください。私もいつか、ひとり親や障害児育児にサポートできる側に回りたいです。