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take_kuroki
積読チャンネルから
最近は積読チャンネルにハマって紹介される本を読んでいる。どの本も面白くて失敗がない。ただ、本を読むスピードが遅いため、ついていけない。お陰で積読が増える。小遣いがへる。悪循環に陥っている。
さて、そんな中でも特に面白いエッセイ本が2冊ある。
経歴は異色の買い取り専門の古道具屋。「クソ」やら「ジジイ」、「ババア」と言葉遣いは悪い。しかし、潔くて頼まれれば必ずいき、自分のルールを持ち、真正直に儲けたいと依頼者に伝える。ハードボイルドを地に生きていく。
一種麻薬的な魅力がある文章であり、あっという間に読み終わる。言葉の裏にある自身の業、欲望…それを自覚し、それでも必死で生きている。
マイルールに基づき生きている人(自分も)にとって応援歌ともなりうる一冊。