日々是修行
コロナ禍となり、はや一年半、みなさんの生活スタイルの変化は著しいのではないでしょうか?
実は、寺院の日常そのものはあまり変わりません。お経を読む、掃除をするという行為を繰り返しています。
しかし、住職個人は、研修や会議はZOOMになり、外にでる時間は減りました。意図的に本を読む時間も増やし、メルカリやブックオフのオンライン注文、アマゾンでの古本購入などで単価を下げつつ購入しています。
また、円覚寺の横田南嶺老師のラジオやテンプルモーニングラジオも毎日、仕事をしながら聞いています。
その上で、何気に行っているのはオンラインでの対話です。友人と主催しているオンラインワークショップや読書会など月にオンラインを5.6本やっています。それで精神的に安定を保っているのでしょう。
ラジオや読書を通して、情報を得る。対話を通して、整理し、客観的な視点を得る。
昨晩も中のよい友人たちと一冊の書籍をネタに対話をしていました。話すことで見えてくる自分の立ち位置。それがすぐに何かに反映されるというわけではありませんが、多様性を認める。自己のあり方を考えるにはつながります。
広島、埼玉、山梨の友人と一月に一回対話を行えるのは、明らかにオンラインがあるからです。コロナ禍におけるオンラインの価値を改めて感じます。