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キャリアカウンセラーの読書記No.21 10代の悩みに効くマンガ、あります!
このnoteでは4C読書会で読んだ本の紹介をしています。
毎月第3土曜日に4C速読法を使った4C読書会を行っています。
関心のある方はこちら↓をご覧ください。
https://www.reservestock.jp/page/consecutive_events/20683
今回4c読書会で読んだ本は、トミヤマ ユキコさん著の「十代の悩みに効くマンガ、あります!」です。
著者はライターとして日本の文芸、マンガ等について書く一方、
大学では少女マンガ研究を中心としたサブカルチャー関連講義を 担当しています。
この本は、「若い読者が抱くであろう代表的なお悩みを取り上げ、そのお悩みが少しでも軽くなるようなマンガ」が紹介されています。
私が、今回いいなと思った個所は、「友だち関係がうまくいかない時」の章に載っている「ぎくしゃくさせるものは…」をテーマに紹介されているマンガです。
若者の友達関係についてのマンガで『君に届け』というのがあります。
言葉足らずが原因で友達関係がギクシャクしてしまった主人公たちが、ぎくしゃくした関係をどういう風に解決していったのかが書かれています。
主人公は、引っ込み思案で、自分の気持ちを言葉にするのが難しい高校生の女の子です。
ある日、主人公が、友だちの悪いうわさを流したと誤解されました。
それでも、友だちに、ちゃんと自分の言葉で気持ちを伝えようと、勇気をもって友達に話をします。
友達は友達で、最後まで主人公の話を聞くっていう場面があります。
友達同士の間で気まずいなっていうことがあったとしても その気まずさを放って置かずに、相手に自分の気持ちを伝えるとか、 お互いにそれぞれの話を最後まで聞くとか、 丁寧なやり取りをしながら理解しあっていくプロセスが大事なんだということを伝えています。
人間関係は大人になっても付いて回るものです。
退職理由の上位にくるのは「人間関係」です。
人間関係が上手だと、どこに行っても楽しく過ごせそうですね。
でも、人間関係をよくする魔法などはなく、地道に相手と対話を重ねていくことが大事なのだなと、この本を読んで思いました。
人間関係が、どうもうまくいかないときの解決策のヒントとして
参考になるマンガなのかもしれないと思いました。
私は、最近はマンガを読んでいないのですが、 これを機会に読んでみようかなと思いました。