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キャリアカウンセラーの読書記録No.11 言語聴覚士になろう
今回紹介する本は「言語聴覚士になろう」です。
発声の仕組みと発音の仕組みというのが別々に書かれていました。
何がどう違うんだろう、また、それぞれの障害も、どう違うんだろうか
ということを知りたいと思い、読みました。
発声と発音の違い
発声の方は、肺から送られてきた空気が喉を通って、声帯の隙間に通る時に声帯が震えて、その振動が音となって声の元となります。
声帯から上の方は、発音という言葉を発する役割になります。
言語聴覚の世界では発声と発音は出し方の違いで分かれているんです。
声と言葉は一連の物だと私は思っていましたが、出し
音声障害と構音障害の違い
つぎに、音声障害と構音障害という言葉が出てきました。
音声障害っていうのは、声帯が傷んでいて、音がきれいに出ない、かすれたりとか、声帯がピタッと閉じなくて、その声帯の隙間から息が漏れて、はっきりした音が出せないことによって生ずる障害です。
構音障害っていうのは、言葉が発音できなかったり、音が歪むということです。
構音っていうのは、口の中の舌とか、口の形とかの組み合わせで、「カ」なら「カ」とか「タ」「ナ」などの言葉の音を発音します。神経がうまく通っていなくて、口や舌の筋肉の動きがいびつになることによって聞き取りづらい発音になるというのが構音障害の原因であると書かれてました。
声を出すって簡単にやってるんだけど、いろんな器官の複雑な働きによってできてるんだということが分かりました。