近所にカフェ見つけた
最近自宅から歩いて5分くらいのところにいい感じの、古本を読みながらコーヒーを飲ませてくれるカフェを見つけた。
もう万代の南側のこの地に6年くらいは住んでいることになるが、目に入りづらいところにあり意外にも縁がなかった。
前々からゆっくりと本を読みながらコーヒーを飲める喫茶店を近くで探していた。蔦屋の中にあるタリーズコーヒーが最もうちに近いそれにあたるが、わたしが求めているのはそういうのではない。もっとアットホームな落ち着ける雰囲気で、人が少なくガチャガチャしてないところである。
古町の方まで足を伸ばせばわたしが求めているいわゆる純喫茶は点々としてはいるが、うちからほどよく近くて歩いてふら〜っといけるっていうのが重要だ。
そんなとき見つけたのがこのお店。
入ってみると感じの良い店員さんが出迎えてくれ好きなところに座りメニューを開いた。
わたしの目に止まったのは13時までやっているモーニングセット500円。
これがなかなかにちょうどいい。
たったの500円でホットコーヒー、厚切りの食パン1切れ、豆をふんだんに投入してあるピリ辛のカレーが小さめなカップに。
即これに決定。
待っている間は店内の古本を物色。
安部公房とカミュのペストを手にとった。
どちらもいつかは読みたいと思っていた作品である。
物色が終わり席につくと、ほどなくしてモーニングがやってきた。
500円でこれはなんと贅沢な。
おまけに本も読み放題。
美味しく優雅にいただきながら読書ができた。
本についてはまずペスト、読み始めて思ったが面白過ぎる。
不自然にネズミの死骸が大量発生するところから話は進んでいくが、未知の恐怖が近づいてきているその感じ非常に恐ろしく感じられた。
おかげで安部公房はまたの機会に読むことにしました。
そうなのです。
またくればいいのです。
こんな近くにまた来たいと思わせてくれるお店があることに感謝した休日でした。