丸藤正道が創りあげたプロレスは腐らない! プロレスリングNOAH_2023年5月4日@両国国技館
2023年5月4日、両国国技館で行われた、プロレスリングNOAHの「ABEMA presents MAJESTIC 2023」に行ってきました。
家族と友達数人でわいわい。
男子プロレスを配信でなく現場で見るのは初めて。
私はNOAHの丸藤正道選手と、金剛というチームの拳王選手のファンなので、サイン入りの拳王Tシャツを着て行きました。そして、隙あらば右拳で胸を叩き、前方に伸ばす”拳王ポーズ”をして、はしゃいでいました。
■初めて生で見た、丸藤選手の美しい「不知火」
メーンは、3か月前にNOAHに外敵として参戦しながらも、すでに自分のチームを組み、NOAHのチャンピオンから最高峰のGHCのベルトも奪っているジェイク・リー選手。
そして、彼に挑む、NOAHの象徴であり天才・丸藤正道選手との「GHCヘビー級選手権」。
試合は、身長190センチのジェイク選手が、170センチ強の丸藤選手の技を受け続ける形で進み、ギリギリの攻防の果てに、ジェイクがベルトを防衛。
試合後のジェイクの敬意に溢れたマイクには胸を打たれました。
「腐っても丸藤」と挑戦表明時に自ら言っていた丸藤に対し、
「あんたは腐ってなんかいないし、あんたの創り上げてきたものは腐らない。客を煽るためだったかもしれないが、二度と”腐っても”なんて言うな!」
と丸藤の凄さを語ったのです。
何より、目の前で丸藤選手の「不知火」を見ることができて感動しました。トップロープからのダイナミックな回転技って、美しい!
■ルチャリブレ出身の選手の、スピードと派手さが好き
私は、関節技の美しさにも魅了されますが、スピードがあって派手な技が好き。なので、ルチャリブレ出身の選手の試合も存分に楽しみました。
中でもグレゴリオ聖歌をモチーフにした曲を背負い、教会で焚くフランキンセンスを思わせる香りとともに入場してきたドラリスティコと、彼のマスクを破かんとする獰猛なヒール、エスコルピオンの試合は白熱の一言。
試合後に、勝者ドラリスティコがトップロープから客席に向かって投げたアームカバーが、私たちの前列の方の手に降ってきました。
写真を撮らせていただきました。
■昭和のレスラーの雰囲気もまとう、格闘技出身の鈴木秀樹選手
一方で、「GHCナショナル選手権」でイホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.選手に挑戦した、格闘技出身の鈴木秀樹選がまとった、昭和のプロレスラーの率直な雰囲気もカッコよかったです。
リングアウトしたワグナーJr.選手が戻るのを正座して待つ姿や、派手さはなくても確実に狙っていく攻撃。
モノトーンのコスチュームは、さりげなくシューズとソックスをストライプで揃えていたり、パンツは淡色ではなく黒豹のような柄であったりと、洒落方が上品でした。
■まさかの裏切りが2組も……
ほかにも、ストーリーが大きく動く1日でした。
「6人タッグマッチ」では、拳王選手率いる金剛で、中嶋勝彦選手の裏切りがありました。また、「タッグマッチ」でもEita選手のもとをダガ選手が裏切って、対戦相手である小川良成選手率いる「スティンガー」に加入したりと、大きな転換期を迎え、5月14日の後楽園ホールで行う試合の布石となりました。
■解説席には武藤敬司の姿が!
開設席に武藤敬司氏が登場するサプライズも含め、全8試合、どれも面白く盛り上がりました! 54歳の船木誠勝選手の防衛戦とか、パワーファイトとか……気持が溢れて長文になってしまうので、この辺で筆を置きますね。
(写真も300枚くらい撮っていました。ふんぱつしてリングにめちゃくちゃ近い席だったにもかかわらず、全部ちょっとボケています)
……あ、最後に、これだけは書かせてください!
■女子プロファンも満足。SAKIをNOAHで見られてうれしい
今回は女子の枠があり、大好きな女子プロ団体「スターダム」のリングにも上っている、COLOR'SのSAKI選手の入場を間近で見ることができました。うれしい!
たぶん私、SAKI選手と目が合ったと思います!(と、言い張ってしまいます)
プロレス観戦の最中は夢中。でも、終わるといつもグッタリ。
相当なエネルギーをリングに向けるのでとても疲れるけれど、その分、とてつもない元気をもらえます。
ゴールデンウィークも残すところあと1日。
今日も、別の団体の試合を見てきますね!
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