2019年まとめ《アート》
展覧会は424ヵ所行ってた。
芸術祭は4つ。
展覧会、パフォーマンスで特に良かったのはこちら。
・アピチャッポン・ウィーラセタクン『フィーバー・ルーム』@東京芸術劇場
・目「非常にはっきりとわからない」@千葉市美術館
・小金沢健人「Naked Theatre –裸の劇場– 」@KAAT
・ルート・ブリュック「蝶の軌跡」@東京ステーションギャラリー
・池田衆「Object and Image」@Maki Fine Arts
・コンタクトゴンゾ×やんツー「untitled session」@TOKAS
・小泉明郎「 私たちは未来の死者を弔う」@北千住BUoY
・クリスチャン・ボルタンスキー「Lifetime」@国立国際美術館
・アン・ジュン「One Life」@CASE TOKYO
あとはこれも良かった。
・「ケソン工業団地展」@京都芸術センター
・「第22回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)展」@川崎市岡本太郎美術館
・「霞 はじめて たなびく」@TOKAS
・「時を超える:美の基準」@二条城
・加藤泉「LIKE A ROLLING SNOWBALL」@ハラミュージアムアーク、原美術館
・川島小鳥「まだなまえがないものがすき」@キャノンギャラリーS
・イケムラレイコ「土と星 Our Planet」@国立新美術館
・「センス・オブ・スケール展」@横須賀美術館
・武田鉄平「Paintings of Painting」@MAHO KUBOTA GALLERY
・「レシプロコル・リライアンス(相互依存)展@SCAI THE BATHHOUSE
・カミーユ・アンロ「蛇を踏む」@東京オペラシティアートギャラリー
・やなぎみわ「神話機械」@神奈川県民ホールギャラリー
・イズマイル・バリー 「みえないかかわり」@メゾンエルメス
・「VOCA2019展」@上野の森美術館
・向井山朋子「ピアニスト」@メゾンエルメス
・「水木しげる 魂の漫画展」@そごう美術館
・中谷ミチコ「その小さな宇宙に立つ人」@三重県立美術館
・中谷ミチコ「白昼のマスク / 夜を固める」@アートフロントギャラリー
・栗林隆「出部屋」@アートフロントギャラリー
・「インポッシブル・アーキテクチャー展」@埼玉県立近代美術館
・小谷元彦「Tulpa –Here is me」@ANOMALY
・「Count the Waves - 見えないものをつなぐ」@東京藝術大学大学美術館 陳列館
・マルタ・クロノフスカ「不思議ないきもの」@富山市ガラス美術館
・風能奈々「触っても触っても遠い」@小山登美夫ギャラリー
・塩田千春「魂がふるえる」@森美術館
・志村信裕「残照」@千葉県立美術館
・「シュテファン・バルケンホール展」@小山登美夫ギャラリー
・「クリムト展」@豊田市美術館
・「高畑勲展―日本のアニメーションに遺したもの」@東京国立近代美術館
・「5RoomsⅡ ー けはいの純度」@神奈川県民ホールギャラリー
・岩崎貴宏「Layer and Folding」@銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUM
・「21st DOMANI・明日展」@国立新美術館
・束芋「Ghost Running」@ギャラリーキドプレス
・石場文子「次元のあいだ」@児玉画廊
・福嶋幸平「Endless Photography」@TAKU SOMETANI GALLERY
・「六本木クロッシング2019展:つないでみる」@森美術館
・「更級日記考―女性たちの、想像の部屋」@市原湖畔美術館
・コレクション展「リズム、反響、ノイズ」@横浜美術館
・nendo × Suntory Museum of Art「information or inspiration? 左脳と右脳でたのしむ日本の美」@サントリー美術館
・「A Nativity — Evil Is Born」@VACANT
・田中功起《ひとつの詩を5人の詩人が書く(最初の試み)》@青山目黒
◆芸術祭
あいちトリエンナーレ
岡山芸術交流
アート・プロジェクトKOBE 2019:TRANS-
堂島リバービエンナーレ
◆イベント
浅間国際フォトフェスティバル
KYOTO EXPERIMENT(久門剛史『らせんの練習』)
六本木アートナイト
Sense Island -感覚の島- 暗闇の美術島
雨ニモマケズ
◆演劇、美術館、建築、その他
・井上ひさし『イーハトーボの劇列車』@紀伊國屋ホール
・藤田貴大『CITY』@彩の国さいたま芸術劇場
・DUMB TYPEパフォーマンス作品連続上映会《S/N》@御茶ノ水Rittor Base
・ミナ ペルホネン×マームとジプシー『Letter-Spring / Summer-』@東京都現代美術館
横須賀美術館
樂翠亭美術館
太陽の塔内部
スターバックス コーヒー京都BAL店
BnA Alter Museum
ENSO ANGO TOMI II〈 富⼩路通 II 〉
#art #アート
今年私の中で1番大きかったのはあいちトリエンナーレでした。今までこんなに切実にアートについて考え続けたことない。
思えば2017年にドクメンタで津田さんにお会いして「あいちトリエンナーレ頑張ってください」と声をかけたのが始まりで、今年の1月に津田さんからあいトリのコンセプトやジェンダー比のお話を聞き、6月のトークイベントの時点ではまだオフレコだったんだけど、津田さんが不自由展について「あらゆる表現を拡張するために実例を作ってノウハウ化したい。商業的に成功すれば実績として肯定される」と語っていて、とても感銘を受けたのでした。
津田さんはずっとブレてない。そして四面楚歌の中、最後まで逃げずに向き合い続けてくれた。
アーティスト達の声明にも心動かされたし、ReFreedom_Aichiとして立ち上がってくれたのも、文化庁に異議申し立てをしたのも、この何年かずっと後退し続けていた大きな問題が少しだけ前に進んだ瞬間だと思う。
アーティスト達も前よりずっと強くなったし、あいちプロトコルやアーツカウンシル、電凸対応のノウハウというレガシーも残る。これまで見えてすらいなかった問題を多くの人が考える契機になったし議論も活性化した。
これは後退や分断なんかではなく前進じゃないんだろか。
私もずっと考え続けていくと思う。