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[コラム]突撃!homesickdesignの内側✏️代表の清水の場合

普段のやりとりでは伝わりきらない、デザインが出来上がるまでの流れや岩手でクリエイティブな仕事をするということ、これまでの歩み、代表の見据える未来についてなど……。ホームシックデザインの中の人に聞きました。

清水真介 しみずしんすけ

◯役職
合同会社ホームシックデザイン代表/デザインブランディング事業部シニアリーダー/ブランディングディレクター/プロデューサー/クリエイティブディレクター/プランナー/アートディレクター/コピーライター/デザイン講師

◯経歴
1982年、岩手県一関市生まれ。岩手大学教育学部芸術文化課程(視覚伝達デザイン研究室)を卒業後、同大学院に進学。言語情報や視覚情報、素材自体が持つ情報や印刷加工によって素材に起きる現象による情報、などといった各種情報の優位性について興味を持ち、研究と制作を重ねる。大学院に在籍中からhomesickdesignを屋号としフリーランス活動をはじめる。

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盛岡を拠点にデザインを続けてきた代表清水の盛岡、岩手、東北に対する考え、これからのホームシックデザインの展望に迫ります。

「盛岡という星で」をはじめとして盛岡や岩手のことを考えてきた清水さんにとって、岩手や盛岡とはどんなところだと思いますか?

人がよく、我慢強い人が多い地域だと思います。だからこそ、痛みにも鈍感でずっと問題があっても大丈夫だと思ってしまう。対策を取ったり予防や対処をしない印象があります。その影響なのかビジネス的な視点で良い循環が生まれてないことがまだまだ多いと思います。だからこそ、クリエイターとしてやるべき事がたくさんある、やりがいのある地域だとも考えることができます。これは岩手だけでなく東北全体に言えると思います。

そのような場所でデザインをするって難しそうですね。

最初は分かってもらえないことが多かったです。しかし思い返してみると、キャリアの浅い若者が何を言っても説得力が無かっただけだったな、と考えています。30歳になった頃から「自分がしたいことではなく、すべきことは?」と考えて、知識を蓄え経験を積み社会やクライアントから信頼を得ることだと考えていました。その結果、メンバーを増やし会社としても成長してこれた気がします。また、クライアントからの指示通りに動くのではなく、クライアントと一緒の方向を見て一緒に考えるチームでい続けるようにしています。問題、課題、感情を同期させて、自分が持ってるスキルをまるでその人が使ってるように提供できればいいなと思っています。

少しずつ成長してきた今のホームシックデザインの完成度はどれくらいだと思いますか?

50%ぐらいでしょうか。まだ伸びしろはかなりあるなと思います。例えば、お客様の発言の背景まで考えることができれば、一つ一つのレスポンスが変わってきます。まだまだ想像力に磨きをかけていきたいです。でも一般的な事務所よりは圧倒的に強いとは思います。クライアントがまた頼みたいと持ってくれるやり取りを行えるのは強みだと思います。

これからのホームシックデザインはどのようにしていきたいですか?

一つは、優秀なクリエイターが育つ環境を社内に確実に整えていきたいと考えています。その人が持っている成長線の角度を上げれるような会社でありたいです。もう一つは、各メンバーが個性的で、魅力があり、全員がそれぞれ目立っているような会社にしていきたいです。そうなることで、地域を巻き込みながら、より豊かな社会になっていくのだろうと思います。

クリエイティブが伸びるとどう豊かになるんでしょうか?

クリエイティブによって、ビジネス(事業)を遂行するためのに必要な、お金、時間、資産、モチベーションを得られます。そうすると余裕に繋がるので、目の前の問題に翻弄されずに、少し先、かなり先の未来のことを考え計画することができるではと考えています。長期的な視点を持ってよりよい成長線を描くための支援を、我々クリエイターが担っていくべきだと考えています。

アートディレクターの牧野と、代表の清水。

〜おわり〜


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