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【学校生活偏】友達作り:半年間は辛抱

 2019年9月、G5から初めての学校が始まりました。 幸運にも、前年度ネイチャースクールで1年間同じグループだった男の子と同じクラスになりました。 実は彼も公立校は初めて。以前は私立校に通っていましたが、前年度は1年間ホームスクーリングをしていたのです。

 大人しい男の子であまりしゃべらなかったようですが、お互い新しい環境に入るのに顔見知りがいる事はとても心強かったと思います。 ただ、彼にはすでにバディーと呼ばれる『ちょー仲良しの子』がいて同じクラスになっていたので、実質1からの友達作りをしたのは息子だけだったようです。

 友人からのアドバイスでは『バディーができるのは大体半年はかかるよ』との事でした。 息子がクラスメートの事を知らないのと同じように、クラスメートも息子の事を知りません。 お互い様子を見ながら、徐々に関係が近くなっていくので時間がかかるとの事。

 学校が始まってすぐにトラブル(いじめられた)があって先生から電話がかかってきたり、私自身カナダの学校の事が全く分からないので、行事やボランティアなど親が関わる事がありましたが参加せず、12月までは全て様子を見ていました。 


 この当時の事を後になって息子に聞いたら『友達がいなくて寂しかった』と言っていました。 私も予想はしていたので、『そうだね、よく頑張ったね』と伝えました。 

 毎日決まった時間に学校に行く、みんなでランチを食べる、勉強する、6時間英語だけの環境・・・・大変な事も沢山あったけど、新しい環境に適応できるように毎日頑張っていたんだと思います。


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 初めての学校生活のこの年、気持ちの逃げ場としてずっと通っていたネイチャースクールに週1回行かせていました。 毎週水曜日、学校を欠席して参加するのです。 担任の先生と話をし、休んだ分遅れを取り返せるのであればOKとの事でした。 ただ、フィールドトリップやその他学校行事がある時は、ネイチャースクールをお休みします。

 やはりいきなり生活環境が変わる事への心配から、大好きなネイチャースクールがあれば何かあっても心の拠り所になるかもしれない・・・・   
心配性で過保護気味な私が独断で決めました。

 9月から12月までの3か月間は順調に行っていたけれど、段々学校生活に慣れてきたからか、『次年からはネイチャースクールに行かない』と本人が言ったのでそれも成長の証として嬉しく思いました。

 冬休み後新学期が始まってからもそれまでとほぼ同様の生活を送っていました。2月に入ってから突然、新しく友達ができたのです!

 聞いてみれば、休み時間など少しずつクラスメートと話をしたり遊んだりしていたようで、その中で1人同じゲームを遊ぶ子がいてその話で盛り上がったとか。
それがきっかけになり、休み時間も一緒に過ごすようになったり、放課後一緒に遊ぶようになったんです。
 家もほぼ隣と言ってもいい程のご近所さん。 遊びに行ったり、うちに連れてきたり少しずつだけどお互いの家族と知り合い、お付き合いが始まるようになりました。

 私も、そして息子本人も望んでいた近所に友達が欲しい! それがやっと叶ったのは息子の誕生日1週間ほど前でした。 新生活が始まってから約半年・・・。
友達が言ってたことは本当だった! それまでじっと我慢してて良かった!本当に心からそう思うと同時に、おめでとう!良かったね!と息子の成長を嬉しく思いました。

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