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間取りを決める前に事前に伝えて!! ~浴室編~

間取り打合せの際に、事前に担当者に伝えた方がいい要望。

建築会社さんによりますが、インテリアコーディネーターが入る場合、間取りはすでに決定していることがほとんど。

また、確認申請を出した後だと、計画変更をすると無駄な料金もかかってしまいます。構造の関係で変更料を支払ってもできない場合だってあります。

できるだけ後悔しないマイホーム計画を進めて頂くために、本日もアドバイスさせて頂きます。(先日のトイレの注意点はこちらから)

本日は「浴室」

最近はユニットバスを扱うことがほとんど。浴室内の仕様を選択するだけなので大きな失敗ってなさそうですが、意外とあるんですよ。

①浴室の大きさ

浴室の大きさはユニットバスの場合段階別で決まっています。

新築一戸建ての場合、1坪サイズを選択する方が一番多いですが、中には1.25坪サイズを希望される方もいらっしゃいます。

図3

図4

実際にショールームで比較してしまうと0.25坪の差はかなり大きく、お子さんのいる家庭は1.25坪を好む方もいらっしゃいます。

もちろん間取りが決定した後だと大きなサイズの浴室は入れることができません。また、浴槽の形状等も1.25坪のサイズでなければ選択できないものもあるので、実際に間取りを決める前にショールームに行ってご覧になるのもオススメします。

②窓はいる?いらない?

窓をつける方、つけない方は非常に分かれます。

外部からの視線が気になる方や寒冷地の場合は冷気が気になる方は窓無しを好みます。また、窓を開けて開放的に入浴したい方や換気をしたい方もいらっしゃるので、それぞれの生活リズムや好みに合わせて検討する必要があります。

窓を申請後に追加することについては、軽微な変更で処理してもらえることがほとんどです。ただ構造に影響する壁には窓を追加できないので、やっぱり事前に伝えておいた方がトラブルなしです。

また、窓をやっぱり無しにする場合は採光の関係もあり、計画変更の申請が必要になります。申請料も別でかかってしまうので、こちらも事前に伝えてトラブル回避したいですよね。

③浴室内の配置

仕様決めの際にお伝えすると、意外とお客様が把握していないのが、浴室内の配置。「ドアを開けて正面に浴室ミラーが見えた方がいい」という方もいれば、「ミラーは見えない方がいい」という方もいらっしゃいます。

1坪タイプの場合は、正方形の形状なので回転させて対応できることも多いのですが(窓等の影響でできない場合もあります)、1.25坪や0.75坪の場合は回転させることができないので、現状の配置で我慢して頂くことになってしまいます。

④追焚き等の設備は要注意

「追焚きがほしい」という希望は、お風呂本体ではなく設備に関わること。お風呂の発注とは別なんです。

間取りを決めた後の建物金額に含まれているボイラー機器によるんです。

事前にお見積に含まれているボイラーが追焚き対応でなければ、追焚き機能は使えません。その場合ボイラー本体を変更しないといけないため、大きな追加金額がかかってきます。

建物契約後に大きなお金が動かないよう、事前に伝えることが必要です。

図1

また、ボイラーに付属される操作リモコンも機能面で何段階かに分かれています。スピーカーがついており音楽が聴けるものやスマホで操作できるものも最近ではありますので、そちらの希望も事前に伝えておくのをオススメします。


いかがでしたか?

ホームズではご満足のいくインテリアアドバイスもご対応可能です。

是非興味のある方はホームズまでお問い合わせください。




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