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スタート地点に立った

昨日、はじめてこころの診療所というところに行ってきた。ADHDの検査をしてもらおうと思って予約をしたのだ。
正直ドキドキした。自分がADHDと診断されたら大丈夫なのか、急に生きることにしんどさを感じたりして、それこそ症状のせいにして頑張るのをやめてしまわないかと思ったのだ。

でも、この考え方もすでに無理する前提になっているからそこを無理しないように生きれるためのヒントのようなものが欲しかったんだと思う

行ってみてわかったのは、ADHDは病気ではなく特性とのこと。その人の個性という考え方。だけど、一般的な認識はそうではない事が多いし私も精神疾患でヤバいやつ、みたいな感覚だと思っていた。

そして、昨日の時点ではADHDと診断はされなかったものの、チェックシートの内容を見ると可能性は高いと思います、と言われた

そして、なぜ診断されなかったかと言うと、ADHDと診断するのは難しいらしく、患者本人が今の悩みに対してどうしていきたいかを考えていきたいから(私が行った診療所の場合は)私の場合は悩みの原因が仕事や家族など多岐に渡るため、細かい原因を探って対処法を考えていく必要があるとのこと

そして次回のカウンセリングを入れて終了した

なんだか診断されれば自分は普通ではないのだという事が自分にも周りにもわかることで理解してもらって生きやすくなるのでは?と思っていた
もちろんそういう一面もあるけれど、なんだか晴れないこの気持ちはなんなんだろう

本当は、この特性を理解して生きやすくなるためのスタート地点に立っただけなのに、勝手に答えをもらえたかのような気持ちになってたんだろうなぁ

まだまだこれから改善していくために考えていかなきゃいけないのに、そこをすっ飛ばして先にいけない事を不満に思う
そんなに人生甘くはないのにね

少しずつでもいい
自分の中の違和感を解決していくために
やれる事を伸ばしていこう
そのスタートに立てた事だけでも充分意味がある
自分に逃げずに向き合えたんだもの
そこをまずは良しとしようじゃないか
だって気をつけて行けばいいのだから
死ぬわけじゃないのだから
楽しく生きていけるためのヒントなのだから

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