ホメオパシーの好転反応?
ホメオパシーの「好転反応」?
ホメオパシーのレメディ
クラシカルホメオパシーでは、レメディを何千種類もある中からあなたが困っている症状に合わせて、あなたがどんな人なのかということも考慮して探します。
どうしてあなたがどんな人なのかということがホメオパシーのレメディを見つけるのに大切なのでしょう。
それは、あなたがどんな人かというのは、あなたがどんなエネルギーを持っているか、どんな周波数を持っているかということだからです。
レメディは自然のなかの物質の持っているエネルギーを利用するものです。
昨今では植物などの周波数は測定することができるというのがだいぶ明らかになってきました。それがどういうことなのかというのも理解が進んできたように思います。
あなたと同じ周波数を持つレメディはなんなのだろう?というだけではなく、あなたに症状を起させている原因となっているものに働きかけてくれる周波数を持っているレメディを探すのがホメオパシーです。
雑音を消すノイズキャンセリングなんかはこの打ち消しあう周波数というのを利用しているようです。
ホメオパシーもこれと同じような考え方に感じます。
ホメオパシーはこういったことが明らかになる以前から経験則や観察からレメディを発展させてきたのですから、単純にすごい!と感じています。
だからこそ、ホメオパシーは230年以上の歴史がありながら、これからの新世紀の医療と呼ばれることもあります。
好転反応
レメディを飲み始めたら、自分に起きてくる変化に注意深い目を向けることがとても大切です。
微かな変化かもしれませんし、穏やかな変化で気が付かないこともあります。
そして、最もよくある変化は「一度症状が悪化する」という変化です。
このことを指して「好転反応」と呼ばれています。
私がホメオパスのS先生の通訳として付き添った中でも、ほとんどの患者さんから聞かれたのが「レメディを飲み始めて、症状が一時的に悪化しました。」というものでした。
この一時的に症状が悪化するというのはその後レメディがよく効いてくる兆候でもあったので、事前に患者さんにはそういったことが起きる可能性が高いですよ、とお知らせしていたほどです。
次にはこの一時的に症状が悪化する期間はどれほどだろうかという疑問が湧いてきて当然だと思います。
最も多かったのは、数日。長くても2週間でしょうか。
あまりに長く続くものは、喜ばしくないとS先生は考えておられたようでした。
そして、その程度もあまりに酷く耐えられないようなものは、レメディが合っていないと判断されていました。
よく効かれた好転反応は、もともと持っていた症状が悪化したという以外に、頭痛がした、とても眠たくなった、というものでした。
どうして好転反応は起こるの?
好転反応が起きるのは、レメディが周波数を持っていると考えるとわかりやすいのではないかとS先生は説明されていました。
レメディを摂取することで、今まで眠って働かなくなっていた免疫力がそれに呼応するように震え始めて目覚め、再び働き始めたために、そこに積もっていた埃が出るようなものです。
とS先生がおっしゃっていました。
好転反応はホメオパシーだけじゃなく、様々な場面で起こりうることです。
免疫力が働くためには、37度の熱が出ないといけないこともわかってきました。
37度の熱が出れば、身体はだるくしんどく感じます。
頭痛もするかもしれません。寒気がするかもしれません。
体内のウィルスをやっつけるのに必要なもっと高い熱が出ることもあります。
そちらにエネルギーを回すのに、消化器官にエネルギーが回らず、食欲がなくなるかもしれません。
脳を働かせるにはもっともエネルギーを使いますから、眠たくなるかもしれません。
これらは免疫力がしっかりと働いてくれているからこそ起きる症状です。
症状は悪化しているように感じますが、良くなるために必要な症状です。
こういったことも「好転反応」といいます。
私はこれがあまりにしんどい時には、薬の助けを借りる事が必要な時があると考えています。
何にしても、辛くて苦しい症状を長い期間にわたって耐え続けても何もいいことはないと思っています。
そのことそれ自体が苦しみになって、大きなストレスになるからです。
何よりも身体に良くないのは強いストレスです。
本当にあなたに合っているレメディはそんなにあなたを苦しませません。
数日、少ししんどくなることがあったとして、しばらく待ってみることは必要だと思います。
少ししてそれまでの症状に改善がみられるならば、そのレメディは効いてきている可能性が高いです!
少ししんどくなってからも全然改善がみられず、もっとしんどさが増していっているようだったら一度立ち止まってみてください。
もしレメディを辞めてそのしんどいのがどこかへいくようならば、別の手立てがあるかもしれません。
いろんな考え方があって、苦しいのを耐えないと結果は得られないという考え方もあります。
あまりに苦しいのを耐えていると、その耐えたことがもったいなく感じられて、結果が得られるまで頑張ることになってしまう事があるように思います。いつ結果が得られるかわかりませんし、得られないかもしれません。
それよりももっとすんなりと素早く効いてくれるレメディがあるかもしれません。
S先生はあまりに苦しいのを耐える必要は全くないと考えておられました。
好転反応を耐えすぎる必要はありませんよ、何かあればいつでも連絡してきてくださいね。
と、いつも患者さんにお伝えになっていました。
人それぞれ耐える限度はいろいろありますから一概に言うのは難しいですが、少し頭痛がしたり、眠気が増すのはいい兆候と捉えてもらえたら幸いです。
何よりも大切なのは自分の持ってる感覚を大切にすることです。
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