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ホメオパシーでの「健康」

ホメオパシーでは健康ってどんな事だと考えられているでしょう?


「身体に痛みがなく、やりたいことがやれる自由を感じていること」
そう考えられています。

本人がどう感じているか、ということをとても大切に考えています。

数値は、あとから出てくるもの。数値に出るほどまでになる前に自分を気にかけて、治療しましょう!という風に考えられています。

きっと何か数値に出るまでに感じていることがあるはずです。

その感じていることがあるうちに何か対策しましょうと、ホメオパシーでは考えています。

逆に言えば、身体に痛みがなくて、やりたいことがやれているのであれば、そのことが何よりも大切です。

常にバランスをとろうとしている人体


ほんの少し何かの血液検査の数値が高いからといっても、もしかすると人体のなかでどこかバランスをとっているのかもしれません。

その悪い数値だけを何かしらしたとして、もしかすると違うバランスが崩れてしまうかもしれない、とS先生がよくお話していたのを思い出します。

その人にとっての正常な値というのがあるんですよ、と話してくださいました。

身体の声


患者さんがよく先生に「痩せるレメディはありませんか?」ときくことがありました。

S先生はいたずらそうに笑って、自分のお腹を撫でながら 「そうですか?痩せたい?」 と言っては、笑っていました。

S先生は身体がとても大きかったので、それからすれば大抵の日本人は痩せ型でした!

そして、患者さんと笑ったあとに説明を続けていいました。


私はあまりたくさん食べませんが、この体型なんです。
これより痩せても太っても、身体の調子がよく感じられません。

つまり、これが私にとってはちょうどいい体型のバランスなんです。

大切なのはバランスです。

自分にとっていちばん元気よく感じられる体型が一番です。

もちろん太っていて、膝が痛く、歩くのもしんどいのであれば、痩せる必要があるでしょう。

痩せていても、顔色が悪く、自分がやりたいことができないのであれば、食べる必要があります。

身体は本当によく知っています。

今食べたい!と思うものがあったら、
それがあなたの身体に必要だということです。

もちろん食べても食べても満たされないというのはよくありません。
本当に必要なもの、身体にいいものは少量で満たされた気持ちになります。

ぜひ、自分の身体と会話してみてくださいね。


そういってニコニコされていました。


今日はこれが食べたい!と思うものがあったら、ぜひ食べてください。

身体のことだけでなく、こころの栄養にもなるはずです。

美味しい!と感じることは身体にもきっと良いです。



また、もしも常に何か癖のように食べたいものがあるときには、どういったサインなのか気にしてみてください。

冷たいものが常に食べたくなる。氷をバリバリ食べたい。
そんなときは貧血が隠れているかもしれません。

甘いものがいつもないと不安になるのであれば、考えすぎたりして、とてもこころが疲れているのかも?

身体に足りない栄養素があるときに食べたくなるものの一覧表もあります。

無性に○○が食べたいときの原因一覧!不足している栄養とおすすめ食べ物を紹介
https://co-medical.mynavi.jp/contents/therapistplus/career/useful/14357/

自分を大切にすること

もうひとつ気にしていただきたいことがあります。

食べたいものではなくて、値段で選んでいませんか。

食べたいもの!ではなくて、安いもの、を選んでしまう…
この物価高のなかで仕方のないことでもあります。。。

身体が欲しているものではない、自分に合わないものを食べているといつまでも身体が、何よりこころが満たされず、飢餓感が癒やされないことがあります。

サプリメントを摂っていれば大丈夫と安心して、一方で暴飲暴食してしまうこともあります。

どんなに強く欲する気持ちになっても、どんなに摂っても満たされないなら、もしかするとそれらは健全な欲求ではないかもしれません。
別のところに理由があるかもしれません。


何よりも大切なのは、あなたがどう感じているかということです。

自分に目を向けてみると、何か見えてくるものがあるかもしれません。


次回も引き続きホメオパシーからみた健康についてのお話をしたいと思います。

200名以上の患者さんの診察に付き添ったなかで、いつも感じていたことがあります。

次回はそのお話をしたいと思います。

今日は午前中にUPできませんでした!
次回は、金曜日午前中にUPしたいと思います。

毎週、火曜日と金曜日の午前中にUPします。

どうぞよろしくお願いします。

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