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無難に「今学期の振り返り」

こんにちは、よく喋る大学生です。

またまたとても間が空いてしまいました。

今回は、2022年2学期が終了したので、今学期の振り返りをしてみます。(学期が落ち着いたのでテンションも落ち着いていますね笑)

学問の世界は宇宙のように広い

 私は大学で経営学を専攻しており、マネジメントとファイナンスを主に勉強しています。ですが、今学期は専攻の授業があまり取れず、大学生活で初めて他学部の授業を聞いてみました。(教養以外で初めての他学部専攻授業の意)

 特に印象的なのは社会学科の思想に関する授業です。1年生の時に「西洋社会の発展をイデオロギーに沿って学ぶ」という授業を受講したのですが、経済発展のベースとなった思想を細かく知ることが出来てとても面白かったんです。これがきっかけで哲学に対する否定的な感情が消え、興味を持つようになりました。

 何か哲学の授業を聞きたいと探していた時に見つけたのが社会学科の思想の授業でした。所属大学の社会学科の中では、「卒業するまでに一回は聞かなきゃいけない教授(それくらい面白い)」と言われている教授だったそうで、期待を抱いて初日、講義室に入りました。

 「あ、間違えた。」これがこの授業を聞いた最初の感想です。私の知識が乏しく、授業後内容の理解をしていたら一日が終わるような、そんな授業でした。また、専攻授業ということもあり、周りの学生は社会学科でずっと学んできた半面、私は興味に過ぎませんでした。学生たちの発言も理解が出来ないことが日常でした。

 ですがなぜか、諦めるということはしなかったです。「適当にやろう」という考えになりませんでした。これは、私が根気強い性格だからではなく(諦めは早い方)、教授の講義力と学生の視野や考えが、これまで経済、経営学ばかり学んできた私にとって新鮮だったからだと思います。「社会学の視点ではそういう風に考えるのか。」「あの社会的出来事の背景には、そのようなことがあったのか。」等、授業のたびに新しい世界に触れていた気がします。

 この授業を受講しながら思ったことは、

学問の世界は想像よりも広く、宇宙のように限りがない。だから人は学ぶ。

ということでした。感情を考える対象にすることも初めてでした。

学びの生かし方は評価できない

 この経験を経て、私という人間の厚みが増したような気がします。以前よりも自然と、客観的に考えるように心がけるようになりました。哲学に対してもより興味が湧き、日々思いついたことをメモするノートまで生まれたくらいです笑

 ですが、これが仕事に役立つかというと正直分かりません。友達と哲学の話をすることはほとんど無いですし、インターンをしながら役に立っているのは専攻である経営学です。「ただ、私が楽しいだけ。」ですが、学びはこれでいいのではないでしょうか?働く上で直結する知識ばかりを積んでいくのは、労働に対して主体的ではないですし、実際、理論と実践の間には天と地ほどの差があると思っています。学びは生かそうと思って生かせるものではないのでしょうか?

 このような気づきを得られるだけでも、興味から学ぶことに意味があると思います。社会のスピードが上がっている中、自分の軸まで社会に持っていかれている場合が多いように感じます。

自分の興味を追うのって本当に楽しいです。そんなことに気付けた2022年2学期でした。


ここまで読んでいただきありがとうございました。



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