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家、買いました | 中古マンションを購入してフルリノベした話

とにかく家が住みにくい

3年前、猫との暮らし始めた私は、妥協で選んだ賃貸の家で暮らしていました。エリアと家賃と広さは希望通りだけど、とにかく住みにくい。
日当たりが悪いし、メゾネットなので階段が多いし、壁が薄くて隣のお家の教育の叱咤が聞こえるし、使いづらい間取りだし、収納がないし。
しがない給料なので仕方がないとはいえ、地味にストレス。
引っ越したい…でもこれ以上条件を変えることができない…ぐぬぬ…

階段から出迎えてくれる猫(チャイ)はとってもキュートであった

そんな2022年の春。友人たちとご飯を食べていると、「早くマンション買ったほうがいいよ!」と助言をもらった。助言をくれた友人は既婚で、夫の単身ローンでマンションを買ったが、都内の物件が高騰している今もっと積んでおけばよかった…独身でもできるだけ早く投資だと思って買った方がいいと言うことであった。
最初は、「いやいや30歳超えたけど、独身だし、バリキャリする気ないし、なんならもう働きたくないし、なんだか恐れ多いし…」と腰が引けた。
ただ友人の演説に妙に納得して、一緒に話を聞いた別の友人とライングループを作り、動き出すことになりました。

最初は勢いだったが、帰宅後一人になって、冷静に色々と情報を調べ、自分が置かれている状況も改めて考えた結果…

「あれ・・・ やっぱり今マンションを買ったほうがいいのでは?」
と思い始めました。
このような回答を出した、当時の主な理由は以下の通り。

・購入すれば、賃貸と同じ家賃で今よりスペックの高い家に住める
・払った分(家賃)が資産になる
・自分にとって今が収入が落ち着いていたタイミングである
・しばらく住環境を変更する予定ないので、ある程度の期間定住できる
・自分が”住環境”に対してこだわりがある

そんなこんなで、家探しスタート!

…したのだが、順風満帆ではなく、心が折れたことも多い。

旧家でくつろぐ猫(チャイ)

いい家って本当にないんですよね。正しくは私にとって、いい家は殆どない。エリアはいいなと思っても内装が好みではなかったり、管理がいまいちだったり…。何かしら妥協しなくてはいけない。スペックが良いかもと思っても、ローンの問題や先客がいる問題でうまく進まないこともある。
何度も「こんなお金払うのに、全然好きになれない」と文句を言っていました。

結果、家探しは2022年の初夏から始めて十軒程度内見し、秋ごろに方向を「フルリノベーションができるマンション」に絞ることに。理由は沢山内見して改めて自分のこだわりに気づくことになったからです。
私の、家に対するこだわりを叶えることは、既存のお家では難しい。というより今の収入の中で、既存の物件から選ぶことが難しい、に近い。となると、予算内で自分の好みにフルリノベする、の一択になってしまいました。

さらに、そこからも紆余曲折あって、2022年の年末に、未リノベ物件を紹介してもらい、2023年1月に購入を決めました。(気づけばもう2年前になってしまった…)フルリノベもセットで。

購入したマンションのリノベ前

その後契約、物件を受け渡し、リノベの計画、びゅーんと過ぎてしまったので記憶は曖昧だけど、とても濃い期間を過ごし・・・

ついに、現実世界に、我が家が完成!

夢のマイホームと言われるけれど、家を買うことはファンタジーではなく、リアルの先にある。長い契約書とか、足りない知識の中で行う意思決定とか、頼りない貯金とか、そういう辛い側の現実に。
夢じゃない、触れるし、叩いたら痛い。そしてすぐに汚れる。

マイホームでもくつろぐマイキャット(チャイ)

このnoteでは、私(30代、会社員女、猫飼い)が一人で行った都内での家探し〜フルリノベーションの備忘録と、そのTips、その後の生活をまとめていきたいと思います。女とか年齢とかのプロフィールは、あんまり関係ないけど、一応ね!
何かの参考になればと記載します。

<我が家>
・65㎡
・南向き
・10階以上
・築古マンション(旧耐震)
・リノベ前物件に購入→一度全てを壊しスケルトン→フルリノベ
・35年フルローン(物件・リノベ代込)

<私>
・チャイ(猫・オス・4才、保護猫出身)の飼い主
・人間・女・30代前半
・企業勤めで企画職/バリキャリだと思われがちだけど働きたくはない
・国内外問わず、旅行によく行く

続く。

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