1年弱経って日本に戻ってみて、私は何が変わっただろう。
本日無事、東京からニューヨークに戻ってきました。
昔から、一時帰国は特別な時間。
いつも学校の年度が変わる前の夏休みに帰国していたからかもしれません。
海外に住んでいて、一つの時代に区切りをつける大事な節目のようなもの。
今回は実は予想外のことが続いてしまって、かなり短いに滞在になってしまい、家族しか会えませんでした。(もともと家族の用事が一番の目的だったのですが。)
賞味3日間ぐらいしか自由な時間がなかったけれども、少し友達と話したり、日本のご飯を食べれて、少し充電できました。
(納豆は1年分ぐらいは食べたと思います。)
意外と自分の銀行の口座番号や実家までの道順、日本で生活していたときの情報を身体が覚えていて、帰ってきても、3ヶ月ぐらいしか経っていないような不思議な時間の流れの中にいました。
それでもまだ心のどこかで、手放しで安心できない感覚があって。
デザインを始めて1年も経っていないから、むしろ今の時点で一人前だと思うこと自体ありえないと思うけれども、まだ、胸を張って「デザインを頑張ってる。これで生きていける。」って言い切れない。たまたま銀行の用事で通りかかった前職のビルを見かけて、きゅーって胸が締め付けられるような感覚がありました。
帰ってきたなあ、と言うほっとする感じと、
まだニューヨークでやり残したことがあるなあ、と言う心残りがある感じがずっと続いていました。
滞在期間が短かったし、全然友達には会えなかったので、悔いが残る帰国になってしまったのですが、前職の先輩にインスタでそう言ったら、「今回はそれぐらいのスパイスで、また来年まで頑張れってことなんじゃない?」というメッセージをいただきました。
そうなのかも。
初めての帰国で、コロナの規制や必要な書類もわからないなりに自分で全部準備して、ちゃんと日本に着いて、家族に会って、NYに戻ってこれるだけでも今回は収穫です。
あと、友達と話していて気づいたのは、自分のことを伝えるのがすごく苦手だと思うこと。私は人の話を聞いて、すごく質問する割には自分の話をどう切り出せばいいかいつも迷ってしまうタイプなので、人と話している時はそれで良くても、結局印象の薄い人で終わっちゃうんだろうなあというモヤモヤがあったりします。
なので、周りの人が聞きたくなるようなネタだったり、「私はこれが好きなんじゃ」という自分が表現できる場所は、インスタやnoteでも発信できるようになりたいなあと今回の帰国でますます思いました。
次帰ってくる時はもう学校は卒業していて、アメリカでの仕事も見つかっていて、今の私には全く予想できない未知な状況。
当面は、「デザインの世界で仕事できるようになること」を達成すること。
どんなデザイナーになりたいか、それ以前にどう生きていきたいかはこれからの夏休みでちゃんと考えようと思います。
というわけで、一次帰国でNY生活第2章、スタートです。
Hello again, New York!
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