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2023年は、「もっと」
2023年に入ってから、新しい仕事などでパタパタしていたら、あっという間に半ばになっていました。
新年は友達とマンハッタンで初日の出を見に行っていたのですが、その後早速出張が入り、飛行機の中でこの記事を書いたりしていて、すでに予測不可能な方向に進んでおります。
2022年は、アメリカでの就活、学校の卒業と一気にいろんな節目がやってきた年でした。人生で初めて金銭的に困窮したし、人生のあらゆる面で葛藤することも多かったのですが、結果的に人に言ったり目標として書いたことはほぼ実現できたのではないかなと思っています。自分の目標を言うことって本当大事だなと思いました…。
2023年は、学校を卒業して社会復帰する年。そして、アメリカに残るのかどうかも決める年でもあります。そんな中で今年は「もっと」をキーワードに4つの抱負を書いておきたいと思います。
①自分のデザインを「もっと」極める
パーソンズを辞めて一番心配しているのは、せっかく得られた「作る力」を仕事していくうちに忘れてしまうのではないか、ということ。
もちろん新しい仕事も早くなじみたいので、それは全力で頑張るにしても、やっぱり表現する力、面白くて粋なものが作れる力は上げていきたい。毎週何かしら新しいデザインに触れて、自分でも作ることを習慣にしていきたいと思います。
いつも「こんなものを作りたい!」と思いつくのは早いのですが、なかなか手を動かせなかったりするので、毎月、毎週自分に言い聞かせたいと思います。
今年の終わりには、自分も納得し、誰かもちょっと幸せになるものが少しでも作れる手応えを持ちたいです。
②アメリカを、ニューヨークに「もっと」入りこむ
普段は学校と家との往復だったので、行きたいけど行けていないレストラン、ミュージカル、ショー、展示、さらにはアメリカ国内旅行のリストがどんどん溜まってきています。普段、意外となんだかんだ日本のアニメや番組を観ていたこともあり、ニューヨークで流行っているものを意外と知らないかも…ということに最近気づきました。
せっかくニューヨークにいるのだから、もっと楽しみたい。もっとアメリカの真面目な話題も楽しい話も知っておいて、通になりたいなと思っています。(手始めに最近ストレンジャー・シングスを観始めました。今更。)
あとは、大前提としてビザを取得すること。あと数年はNYにいられるように頑張りたいと思っています。
③衣食住を「もっと」アップデートする
②と連動しているのですが、やはり生活に余裕がないと、一番精神的にきついのは、「したいと思っている生活ができない」ことと、「その余裕のなさが生活でも垣間見えて、さらに凹む」ことでした。別に贅沢がしたいわけではないのですが、日本で普通だった事が、普通にできなくなって、今まで恵まれていたんだなあ、とありがたみが沁みています…。あとは、慣れてしまうと同じものを買い続ける癖があるので、生活がワンパターンになりがちなタイプです。
今年からはほぼリモートワークで家にいることも多いので、普段いる空間を少しでも気持ちが上がる場所にしたり、新しいブランドやお店、料理も試して生活の幅を広げたいなと思っています。
④不安や恐怖を「もっと」乗り越える
去年気づいたのですが、私は気持ちが不安に支配されやすいタイプだと思います。
「こうなったらどうしよう…」
「今の発言は控えた方が良かったかな…」
「なんでなかなかうまくいかないんだろう…」と気にし始めると止まらなくて、
初対面の人でも「心配しすぎだよ。不安になりやすいタイプなの?」と聞かれることもあります。
アメリカでは、自信がないことは謙虚さではなくてネガティブなこととして捉えられやすいからこそ、少しでも「あ、大丈夫かな…」と思った瞬間に、無理やり「大丈夫。絶対なんとかなる。絶対なんとかする。」と心の中で思うようにしています。そして、なるべく不安は相談して、できるだけ解消しておくこと。ネガティブはまとう空気に現れてしまうので。
2023年は、もっと前向きに、楽しい1年になりますように。
皆様にとっても、より充実した1年となりますように。