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変わんないんだ。


「そんな昔の歌なんて分かんないよなぁ?」


「今日は、26年前の楽曲をピックアップします」
まだまだ冷え込む今年初めの運転中、ラジオからふと聞く、暮れ泥む時間帯だった。
次は邦楽の詰め合わせ・・と聞こえたところで、思わず苦笑する。

そして見出しと同じことを思ったわけだ。

私はそれほど音楽に詳しくないし、欠かさず聴いている特定のアーティストもあまり知らない。
広く、浅く適度に何でも聴いているけど、タイトル名すら分からないものがほとんどだ。

そうして、音楽は流れ始めた。26年前縛り。


「全部知ってたわ!」

いやいやいや。
流れてきた曲を順番に改めて調べて貼ってみたら、さすがに全部聴いてたし知ってた(・∀・;)
途中で車を降りてしまったので続きはあったかもしれないけど、全部1997年リリースの楽曲でした。良く考えなくても平成の名曲ばかりだ・・

「ははの記憶は20年前くらいで止まってる」

と言うのはムスコの弁。


実際のところどうなんだろうか。
今でも忘れないのは、私が10代後半くらいの頃、当時は珍しいネットでの交流をしていた20~40代くらいの「大人の皆さん」と、初めてオフ会でお目にかかる機会があった時のことだ。
その人たちのはっちゃけた様子を見れば見るほどこう思った。

(大人って、元気だなぁ。自分が一番大人に思える・・)

当時は自分自身が、冷めた(それでもなんちゃって程度の)厨二病の権化だったということもあるけど、そう考えてしまう年頃なのかもしれないなって後々考えるようになった。
だっていわゆる大人になってしまうと、基本的に考えてることってそのクレバー(?)な10代より成長してるって思うこと、ほっ・・とんど無い!
正直、皆無!!

生きるための掟を知り、少しだけ空気が読めるようになる、責任が増す、社会を覚えていく過程があるからまるで大人になっているかのように錯覚するけど、性根の部分はサッパリ成長していない。
それを、まさに10代のムスコは見抜いているんだろうな。
説得力の無い大人、うん十年の時を時を経て完成である。


そんなことを考えている間に・・

新年にがんばろう!と駄文を下書きに溜めているうちに(書き始めの日付が残っている)
2023年の半分がサ終していてもうね・・・
この半年、ジェットコースターかってほど色々なことがあったけど、
またのんびり下書きしながら、衝動的に続けていこうと思う。

ふと目に留まれば幸いです。


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