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不登校になる小中学生が34万人?!不登校になることは不幸せ?
この記事は偏差値70の高校に入学した息子を持つ母の、汗と涙の泥臭い子育ての日常を幼少期からご紹介するものです。 また子供の成長に合わせてその時々の参考にした先生方の本も紹介もしております。ご紹介する先生方の意見を参考にしつつ乗り越えてきたエピソードを面白く、時には甘酸っぱく?ほろ苦く?書けたらいいなーと思っております。
どうぞよろしくお願いします。m(__)m
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ゆたぽんの近況
2024年度の日本における、小中学生の不登校者数は過去最多の34万6482人に達したそうです。この数は前年度から4万7434人増加し11年連続で増加しているそうです。
今日はそんな中で見つけた記事からです。
16歳のユーチューバーで「少年革命家」として知られるゆたぼん君についてのニュースを目にし、彼の歩んできた道を改めて振り返る機会がありました。
ゆたぽん君は小学校3年生から学校に通わない選択をし、その後はYouTubeを通じて自分の考えや活動を発信してきた少年です。2022年にはお父さんと共に日本一周を達成し、2024年には通信制の日本航空高等学校メタバース工学科に進学しています。また、高卒認定試験にも挑戦し、英語以外の7科目に合格、現在も英語の再挑戦を続けているようです。
彼はちょうど、息子ユウと同じ年齢でした。
当時の私は自分のことのように考えて「もしこの情報からユウが悪い影響を受けたらどうしよう」などと不安になった記憶があります。
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当時のゆたぽんに対する思いと反省
彼が小学校3年生の頃、彼の「僕は学校に行かないと決めました」という発言がメディアに大きく取り上げられていました。その場面では、著名な大人たちが彼に対して「学校に行った方がいいよ」と説得していました。
当時の私は、その有名人たちと同じ考えで、まだ幼い子どもが学校に通わず、そこで学ぶべき大切なことを身につけないのは、もったいないことだと思っていました。学校生活は勉強だけでなく、友達と過ごす中で成長し、社会性を養う場でもあると信じていたからです。
ですが、先日ゆたぽん君が高認試験を受けたという記事を読み、彼がこれまで自分の信じる道をまっすぐに歩み、好きなことを続けてきた姿に改めて感銘を受けました。彼は自分らしく生きるという選択をし、それを貫いてきたのです。その画面で見る、生き生きとした姿に触れ、当時の自分の思いを振り返り、今では彼の考えを尊重すべきだったと感じています。
知らなかった情報に、、、
また、ゆたぽん君がメディアのインタビューで語っていた言葉にも、心を動かされました。
彼は「どうしても教室での退屈な時間や宿題のあり方が嫌で、先生に何度も『どうしてこうしなくちゃいけないの?』と質問したけれど、先生は『そんな理屈はどうでもいいから、早くやりなさい』と一蹴されました」と話していました。その時、理不尽な対応に納得がいかず、彼はどうしても自分の心に正直でいたかったのだとわかります。
さらには、先生に叩かれた経験もあり、悔しくて泣きながら家に帰ってお父さんにその気持ちを話したといいます。子どもの心に寄り添おうとせず、大人が一方的に指示を押し付けるような教育の在り方に、ゆたぽん君は違和感を覚えたのでしょう。
また、親や先生との話し合いの場が設けられたとき、先生が「叩いていない」と嘘をついたことも、彼が大人を信じられなくなった理由の一つだと言っています。この経験を通して、子どもが抱く疑問や不満に耳を傾けず、表面的に片付けようとする対応は、子どもにとってどれほど深い傷となり得るのかを改めて考えさせられました。
当時、メディアだけの情報でゆたぽん君をただ「不登校の子」と決めつけていた自分が恥ずかしく思います。
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力強く見守る力
私が思うのは、ゆたぼん君の親御さんが、息子の訴えをしっかりと受け止め、不登校という選択を許し、息子の気持ちに寄り添ったことの素晴らしさです。幼いながらも自分の思いをしっかり伝えたゆたぽん君に対し、「学校に行くべきだ」という一方的な判断ではなく、彼の感じた苦しさや意見を尊重してくれたことが、彼の今の自由で生き生きとした姿につながっているのでしょう。親子の関係性や信頼は、そのような一つひとつの対話から築かれていくのだと実感しました。
小学校に通うことが全てではなく、子どもにとって大切なのは、彼らの声に耳を傾け、彼らの気持ちや考えを認めることです。ゆたぽん君の経験は、子育てにおいて「子どもの気持ちに寄り添う」ことがいかに重要であるかを教えてくれました。
現在の彼は、朝はジョギングで体力作りに励み、帰ってから夕方のボクシングの時間まではひたすら英語に取り組むと言うスケジュールをこなしているそうです。誰に言われるわけでもなく、自分から決めたスケジュールをこなすことでまた一段と彼は高みに登っていけることだと思います。
因みにですが
ユウが高認試験の内容を確認したところ、「今の僕では受かりそうにないな。ちょっと勉強しないと多分無理。」と言っていました。
ゆたぽん君はある期間かなり勉強に励んだのは間違いなさそうです。
動画の中でも言っていましたが、友達と一緒に頑張ってみようと高校受験に取り組んだのですが、内申点が足りずに失敗に終わったそうです。彼は中1、2年生は登校していなかったそうで、どうしても内申点がもらえなかったそうです。
そこで高認試験に挑んだと言うわけですね。
ネット上で「高認試験なんてアホでも受かる」と言った人がいたそうですが、彼の挑戦を馬鹿にできる人は、本気で何かに取り組んだことがない人だと思います。
一度メディアで大きく取り上げられた彼は、常にこういう誹謗中傷を受けることになると思いますが、私はこれからのゆたぽん君の動向を応援したいと思っています。そして全国の不登校の子どもたちに良い影響を与えるきっかけになるといいなーとも思っています。
今日は急に冷えますね😅皆さん風邪などひきませんように!
最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(_ _)m