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【注意】子供たち知りませんよ!!小学生の算数の教科書っていつ使うの?

この記事は偏差値70の高校に入学した息子を持つ母の、汗と涙の泥臭い子育ての日常を幼少期からご紹介するものです。 また子供の成長に合わせてその時々の参考にした先生方の本も紹介もしております。ご紹介する先生方の意見を参考にしつつ乗り越えてきたエピソードを面白く、時には甘酸っぱく?ほろ苦く?書けたらいいなーと思っております。
どうぞよろしくお願いします。m(__)m


【この記事は5分で読めます】


算数わからない?


ある日、ユウが「お母さん、ここがわからへんから教えて」と言って、算数のプリントを持ってきたことがありました。ユウは小学校3年生の頃でしたが、その時、私は今の教え方がどうなっているのかよくわからなかったので、「教科書を見せて」と言ったんです。すると、ユウは「教科書なんか見てないから、わからへんで」と言うのです。

確かに、参観日に行った際に先生の授業を見ていると、教科書を開いて教える場面があまりないことに気づきました。先生は黒板に問題を貼り出して、子どもたちに解かせたり、説明したりするけれど、「教科書何ページを開けて」という指示は聞こえてきません。そんな授業スタイルを見ていたので、ユウが教科書を使っていないと言うのも納得がいきました。

ただ、「教科書に書かれていないことを、先生が教えるはずない」と思い、「教科書見せて」とユウに言い直しました。そして教科書を開いてみると、やはりちゃんと必要な内容が書かれていました。これにはユウも驚いていました。分からなかった問題を教科書を見ながら説明すると、ユウもすぐに理解しました。

それ以降、ユウには「わからないときは教科書を見て確認するように」と伝えました。するとユウは素直にそのアドバイスを実行し、わからない問題があったときには、まず教科書を確認する習慣がつきました。

教科書見るの、ずるい?


しばらくしたある日、ユウが学校から帰ってきて「みんなが答えられない算数の問題を、ぼくだけ解けた」と嬉しそうに話してくれました。ただ、その時の話には続きがあって、「友達から『答え見たやろ!ずるいぞ』って言われた」と少し困った様子でした。

私はその話を聞いて、こう答えました。「それは教科書の存在を知らない子が言ったことだから、気にしなくていいよ。教科書って、困ったときに見て助けてくれるものなんだから、ユウが教科書を使って理解したのは全然問題ないし、むしろ正しいやり方だよ」。するとユウは「全部読んでもいいの?」と聞いてきました。私は「もちろんだよ」と伝えました。

ユウがこうして教科書の存在や使い方に気づいていった一方で、私はふと疑問に思うことがありました。特に低学年の子どもたちは、普段の授業で教科書をほとんど使わないことが多く、子どもたち自身も教科書をどう活用すればいいのか、あまり知らないように感じたのです。


わからない時は教科書を見る習慣?


教科書は本来、授業を補助するためのものだけではなく、家庭学習や自習の際にも使えるように設計されています。それなのに、実際には子どもたちが教科書を手に取ることが少ない状況があるのは、不自然だと思いました。先生が授業で教科書を使わないなら、家庭で子どもたちが自分で活用する力を養う機会をもっと与えるべきではないかと感じました。(主に算数)

子どもたちにとっては、わからない問題に出会ったときにどうやって解決するかが重要です。教科書はその手助けをしてくれる重要なツールです。だからこそ、教科書の存在や使い方をもっと早い段階でしっかりと教え、わからないときには教科書を確認するという習慣を自然に身につけられるように指導してほしいと思います。

子どもたちは「わからない」という状態に直面するたびに、教科書を使うことで自分で問題を解決できる力を伸ばしていくことができます。ユウがそうだったように、教科書が「助けてくれる存在」だと理解することは、学びに対する大きな自信につながるのです。だから、もっと教科書の意義や使い方を子どもたちに伝える機会が増えることを期待しています。

因みにですが


ユウはこの事をきっかけに、算数の教科書をよく見るようになっていきました。そしてそのことで算数を好きになり始めたように思います。

この時期に学ぶ「九九」や「繰り上がり・繰り下がりの計算」は、今後の算数の理解に大きく影響する重要な基礎です。ここでつまずくと、後々の授業の楽しさが変わってしまうことがあるので、先生も懇談会でこの点を強調していました。(現状では大事な単元であるのに、時間の配分が十分でないと言われています)
本人が算数が好きになってくると、問題を解きたい本能が目覚めてくれます。そこから宮本哲也先生の出されている、ドリルを家でも楽しんでやるようになりました。大人がやっても楽しいので、ぜひ子供が解ける年頃になった時は一緒にやってみて下さい。

また、国語では4年生が最も多くの漢字を学ぶ時期です。お子さんが家庭で言わなくても、保護者として3~4年生の勉強をしっかり確認してあげることが大切だと感じます。


最後までお読み頂き、ありがとうございましたm(_ _)m


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