イブの朝、今年の仕事を終える
日本時間、24日16時半(フランス時間8時半)から、会議の座長だった。そもそも、zoomのホストとして、日本にいる17人が入って来られるのか心配だった。事前にテストすればいいのだけど、海外にいるって知らない同僚がほとんど。テスト頼みにくい…。
まあまあ、入れた。まあまあというのは、私がURLをPDFで送ってしまったため、手こずった人がいた。2時間の会議が終わりようやくクリスマスモードになった。
クリスマスケーキを買いに行く。ヘーゼルナッツクリームで作ったブッシュドノエルにした。ちなみに、ブッシュドノエルは伝わらなかった。ブュッシュドノエルだよ!
とても美味しいけど、めちゃくちゃ高い。そもそもどこのパティシェも、この時期、クリスマスケーキの値段を出さない。パティシェ曰く、7、8人分だから、こっちの小さい方がいいというんだけど、ブュッシュドノエルは、この大きさのしかなかったから。高かったけど、1年に一度だし買ったよ。それで、半分に切って、3階のルシエンヌの家に持って行った。お互い一人なのでね。喜んでくれた。
そして、今、わざわざフランクフルトから私の街に来ていると思われるオペ友さんにもラインした。ブュッシュドノエルあるよって。まだ、羽田だった。明日、昼にはこの街に着く!そしてすかさず、今年のマルシェドノエルは、26日まで延びたよと伝えると喜んでた。
去年のイブは、ちゃんと、アパート前の教会のミサに行ったのだけど、今年は仕事があったので行けなかった。そもそも、生まれて初めて、プロテスタントの礼拝を受けたので少し違和感があった。
ただ、この教会は、プロテスタントと言っても、アイルランド人の宣教師により590年建立。11世紀に、十字軍として遠征した際、ローマ法王により今日の石づくりの教会を許された。16世紀にルター派に傾倒した神父様により、プロテスタントに変更したが、17世紀に、ルイ14世の治世になるとカソリックに戻された。1789年のフランス革命により、プロテスタントを選び、今に至るが、宗徒の多くは第二次世界大戦の機銃掃射でなくなったということ。それで、私もいつも寄付しに行く。微々たるものだけど。日本のお寺さんと違って、なかなかビジネスモードが確立していない。