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誹謗する相手に伝わらなかった言葉
月曜日に職場から、私への誹謗中傷があったという報告を受けた。その報告内容から書いた人は2,3人に絞られる。誹謗中傷の言葉自体は、総務は私へは知らせず、どういう内容かのみ私は提供された。
月曜日は、ショックで、食事が喉を通らず、また、睡眠も浅く、夜中2度目があいた。
火曜日は食事が摂れたが、悲しみで胸がドーンと痛かった。上を向かないと、涙が零れ落ちる。最初は、noteで学んだレジリエンスで回復しようと思った。ところが、書いた可能性があるクライアントの一人とたまたま、午後に出会った。今までとは異なり、挨拶の間も目を合わせることなく、辛そうな感じだったので、彼が書いたって確信した。
そうすると、なぜ彼があんな過激なことを書いたか想像できた。
1 彼自身が仕事上で追い詰められている
2 私の代わりの前任者と私のやり方が違った
3 何回か説明したが、言葉が通じてないというか、彼は自分の方が正しいと思い込んでいる
そう考えると、私の方の非も見えてきた。
4 まだ時間があるので、それほど早急に結論を出さなくても、時間をかければわかり合えると思い込んでいた
5 私の説明で何割か伝わったと思い込んだ
金曜日に会うので、説明と謝罪をしようと思う。私がこういう感情になったのもnoteのおかげかもしれない。たくさんの若い人の気持ちや感情をnoteで知ったから。
それに、質問すればすむことで、本人には全く不利益にもならない私のサービス内容が他のクライアントと違っているというだけで(彼が勝手にそう思い込んだ)、かなりの時間をかけて、うちの職場のネットに私の悪口を書き込むのは、二つの理由しか考えられない。自分のストレスのはけ口に、うちの職場で一番弱そうなおばさんをターゲットにした、あるいは、甘えた。もう、面倒くさい気持ちもあるけど、頑張って伝えようと思う。仕事だから…。
そんな悲しい気持ちの中、昨夜、オペ友さんが、今年の大晦日ベルリンのドイチュ・オーパーで、私が見たがってたベルディがあることを教えてくれた。ラ・ボエーム!フランスの私の街からちょうどいい航空便があったので、昨日、予約した。年始年末なので、ちょっと高いけど、それでも往復140ユーロ約23000円。これって、日本の私の街と東京往復より安い。一気に気分が上がった。ベルリンは行ったことがない。こないだ映像の世紀バタフライエフェクトで見た「二つの敗戦国 ドイツさまよえる人々」が脳裏に浮かんで、ベルリンに行きたいと思った。
まだ、ラ・ボエームはたくさん席が残っていた。奮発して少し高い席を予約した。彼女も日本から見に来る。彼女は懲りずに、ドイツ鉄道でくる。私は、今年のお正月、フランスからDB経由でウィーンに行ったけど、DB(ドイツ鉄道)の急なダイヤの変更に驚いて、ちょっともういいかな。
ベルリンのホテルもさっき予約した。たった1日ちょっとで、航空チケット、ホテル、オペラ全部が予約できたのも、悲しみのおかげ…。悲しみって、案外、大きなエネルギーを繰り出す。
写真は、今年のお正月のウィーン国立オペラ歌劇場。かつて、小澤征爾氏が指揮していた。ヨハンシュトラウスの「こうもり」を見た。吉本新喜劇ぽくって、新年の幕開けにふさわしかった。日本人観客がたくさん。ここで、オペ友さんに出会った。私、オペラは日本では見たことがなかった。敷居も値段も高くて。だけど、ヨーロッパではみんなでオペラを楽しめるからやみつきになる。