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優しさってなんだろう。私が「サリーとアンの課題」で正解を出せなかった理由…

 manaさんの過去の記事の「他者の心を読むのは何歳からできるのか」という心理課題「サリーとアンの課題」で、3歳未満は、私と一緒で、アンの箱と答えるけど、正解は、以下の回答だった。4歳を超えるとできるとのこと…。

『サリーはビー玉が箱に移動したことを知らないので、″カゴの中を探す″ 』    https://note.com/moco20120412/n/n4d45e244e2bf

https://note.com/karasu_toragara/m/m6954b5b13908 

私がなぜ間違ったかは、2つの見方があると思う。
①私の特性として、他人の心を読めない
②「アンがかごからサリーのビー玉を盗み、自分の箱の中に入れた」という過程が脳の中に残らず、盗んだという結果だけ記憶に残ったから

①については、他者の表情を見なければ確かに、心を読めないかも…。こないだも、夜、車に乗っていて子どもの表情が見えず、子どもの問いかけ「明日、1限の授業出られるかな。履修してる授業じゃないけど、興味があって、先生にお願いしたの」に対し、子どもの気持ちを読み取れず、私は、「単位に関係がある授業でもなかなか起きられないんだから、出られるわけないよ」と答え、子どもの怒りを買った。実際、憧れの女性教授の授業にどうしても出たくてお願いに行き、翌日、ちゃんと出席できてた。

②については、注意欠陥性障がいの者にはよくあること。瞬時に記憶が抜けてしまう。かろうじて、印象深い事象は覚えているので「サリーとアンの課題」ではアンが盗んだという結果は覚えてたから、アンの箱に入っていると答えた。

だけど、やっぱり①ではないと思う。まあまあ、人の顔色を気にする。それとも、顔色しか気にできない?言葉から意図をくみ取る訓練した方がいいのかな。
②についても、注意深く話しを聞く訓練をしようと思う。また、会話中の意見は、10秒数えてから答えることにする。



一昨日、子どもが、病気になって入院予定のジム友さんに優しく接してあげてと言った。もちろん、子どもは、ジム友さんに会ったことない。一人暮らしというのは私から聞いている。「どうして?、ふうちゃん、彼女に会ったことないのに、なぜ心配するの?」と聞くと、「病気になってかわいそう」と言う。優しい。夫もそうだけど、知らない人にも共感できる。もちろん、私も、病気になって気の毒だと思うけど、頼まれたらなんでもするけど、頼まれてないし、彼女も私が忙しいことを知ってるし…。

だけど、昨日、たまたま、そのジム友さんの誕生日というのを知ったので、お昼休みに、美味しいケーキ屋さんに行って、ケーキを買って、仕事の合間にケーキを届けに彼女の家まで行った。彼女はとても嬉しそうだった。月曜日、入院するとき、病院まで送るねというとほほ笑んだ。

優しさって何か、今まであまり考えたことなかった。

昨日、トラガラさんが過去の私のnoteをピックアップしてくれた。
その中に、両親のお墓で、両親に、「文句ばかり言ってごめんなさい。だけど大好きだよ」って声に出していうところが出てくる。思わず、自分のnoteを読んで泣いてしまった。
本当は、母に愛されたかった。報われなかった。
人の心が読める人になれるかな。

タイトル写真は、私が贈ったケーキ。ジム友さんのインスタから。嬉しかったって書いてあった。