手編みなんて着れない
私の趣味は編み物です!
ってようやく胸張って言える
レベルになりました。
初めて編み物に興味を持ったのは
小学生の頃。
編み物熱が何度か再熱しては
下火になり…を繰り返して
ようやくここ数年継続的に
編む日々を送っております。
というのも
多分母からの呪の言葉
「手編みなんて着れたもんじゃないよ」
これが定期的に思い出されて
何無駄なことやってるんだろって
思っちゃってたんですよね。
呪い、恐るべしです。
そもそも編み物のきっかけは
家に編み物本があったし
かぎ針も毛糸も少しあったから。
そう。母親も編んでた時期があったんです。
母親の青春期に手編みブームだったのかな?
知りませんが、
とにかく
母親は、編み物してたものの大して上手くなく
上達せずに終わったんだと思います。
私が、編み物やってみていい?
って言っても、全然教えてはくれなくて
本を見て独学。
マフラー編みたくて、何も知らずに安いアクリル毛糸をお小遣いで買ったら、
「それは偽物の毛糸だから」
「マフラーとかすごいたくさん毛糸使うくせに、正直手編みのは着れたもんじゃない」
否定ばかりでアドバイスくれないんです。
経験者のくせに。
小学生の独学ではやはり限界があって
あみかけを放置してたら、
「これもう捨てていい?」って。
娘のチャレンジを潰す天才。
その後、大学生、社会人で
少し編んだ時期もあったけど
昔の母親の言葉がよぎるんですよね
使えないもの作るのに無駄に時間使って…
私なにしてるんだろ。
でもそもそも趣味なんだし、
無駄でも何でも楽しいならいいじゃん
って思えたのは最近のこと。
失敗もいっぱいしてるけど、
外で着られるレベルのものも
編めるようになりました。
母親の呪縛が薄れてきたかも!
私の手編み靴下とか見て
母親は平気でいうんです。
「わー、器用だね。 私にも編んでー」
どの口が言うか。
本当にもう腹立たしい。