社会人になってから就活に失敗したことに気づいた人 - Panasonic内定者が語る -

こんにちは 25卒の「せさみ」です。

今日は、大学のOBと久しぶりに話したときに
「社会になってから就活に失敗したことに気づき後悔している。あの時ちゃんと就活しておけば、、、」
という趣旨の話を聞きました。
今日は、その時に自分が感じたことを書いていきたいと思います。

その人のことを端的に説明すると、その人は、国立大の大学院からSIerになった方で、院生であることを周囲に隠し、下請けのSI業務に勤しんでいる方です。しかし、仕事が辛く、「唯一音楽を聴いている時だけは鬱から解放される」と言っており、「就活をもっと頑張るべきだった」と言っていました。

ここまでが、自分が話したいことのきっかけとなった会話の内容になります。この会話から話したいネタはたくさんありますが、今日は一つに絞りたいと思います。それは、、、

大学生活で「就活だけ頑張ることは不可能」

ということです。それでは、なぜ就活だけ頑張ることが不可能かを説明していきます。

せさみ自身、就活は「学校生活での積み重ねが内定という結果に表れる」と思います。
そのため、学部4年, 修士1年まで何も積み上げてこなかった人が
「就活始めるの遅かったけど、すぐ内定とれたぞ、よし」とはならないのです。

では、なぜそうなるのでしょうか。理由を考えてみましょう。
就活には、主体性、リーダーシップ、対人能力、(理系なら専門性)が求められます。なぜ、これらの能力が求められると就活が大変になるのでしょうか?実は、リーダーシップのような面接に求められる能力には、共通している性質が1つあります。それは、
過去だけでなく、現在においても引き継がれる性質である という点です。 
この性質が非常に厄介なため、就活を遅く始めた学生は、面接で苦戦するのです。
なぜかというと、
過去にリーダーシップを発揮したエピソードは有るが、現在は無い」人や、
過去にリーダーシップを発揮したエピソードは無いが、現在は有る」といった人は存在しません。

つまり、リーダーシップの無い人が、嘘で面接を乗り切るには、過去だけでなく、現在の自分の姿も偽造し、過去と現在の自分に一貫性を持たせる必要があるのです。
ここで、現在というのは、面接官にとって面接中を意味します。
つまり、面接中のZoomの画面上には、現在の自分と過去の自分が、同時に表示されてしまうのです。

そのため、面接官からしてみると「あれ、この人リーダーシップが強みってい言ってるけど、過去にリーダーシップを発揮した具体的なエピソードが無いな おかしいな?」となるのです。

自分にリーダーシップがあるように面接官に見せるために過去のエピソードを盛ったとしても、リーダーシップは現在もなお引き継がれる性質であるため、過去の姿と現在の自分の姿が一致せず、面接に落ちてしまうといった結果になります。

過去のエピソードに合わせて現在の自分も取り繕うことは不可能に近いです。そのため、今まで積み上げてこなかった人が就活を遅く始めると苦労するのです。

長々と書きましたが、ここまで読んでくれてありがとうございます。
せさみは就活に関する体験談や、雑談を発信していきますので、気になった方は是非チェックしてみてください!

では、皆さんまたの機会に!


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