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着ていく洋服が決まらなくて、泣けた


最近、自分で自分のことに驚いた話。


今週さ、ちょっと肌寒い日が久しぶりに戻ってきて、数日続いたじゃないですか。しばらくは、嘘みたいにあったかかったのにね。

家族で出かける予定だった日ね、天気予報では14、5℃くらいだったし風強いし出かける先が海だったし。

寒いのなんて特に苦手だから、億劫な気持ちでいてさ。


そしたら 着る服が決められなくてね、

1時間くらいね、

クローゼットの前で葛藤してね、

挙句の果てにはね、

私泣いたのよ。



洋服持ってないわけじゃないんですよ、私。

どれにしようかな?どれがベストかな?って考えすぎて、"あれは動きづらい" とか "これは寒い" とか、なにかにつけて言い分ばったり用意してさー。

いろんな条件を追加しすぎたら、選んであげられる洋服の手札がなくなってしまったよ。。


目の前に洋服はあるのに、

自分の頭の硬さが故にどれかひとつに選べないなんて。

って虚しくなってね。はぁ〜って嘆いてたら、なんか気づいたら泣けてきましたわ。


泊まりに来てきた母と妹は、持ってきた荷物から着るものを選ぶから、先に用意が終わっていて、

出発しようねと約束をしていた時間をオーバーしてしまったのは、紛れもなく私のせい。


あぁ私、こんなに優柔不断じゃなかったはずなんだけどな。

「目の前にこんなにたくさんあるのに、なんにもない」と感じてしまった。

ま、じ、で、自分で自分に驚いた。


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選択肢がありすぎたのか無さすぎたのかわからんけど、

たしかにもともと涙腺は弱い方だけど、

このことで自分を取り乱してしまい、いやはや泣いてしまうほどのコンディションだったなんて。数日たった今だから、もう笑い話にできるけどさ。


これが自由の象徴か、と思ったね。


私は、自由というフィールドに放り出されると、混乱してしまうらしい。

自分って強いんだぞってつもりでいたから、そうじゃない自分も見えてさ、今回の件を、なにか学びにしないとって感じだよね〜。



で、そんなこんなで、

真っ白い服を着るという(若干の)妥協をし、そしてそれを身にまとい、この日無事にお出かけできましたとさ。


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(そういえば、大学生になってすぐの頃の春、制服があればいいのに〜と思いながら、毎朝の洋服選びのたびにイライラしてた自分を思い出しました。)






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