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[話し合い]したがる女性と逃げたがる男性

今日はパートナーシップによく起きる[話し合い]によるすれ違いついてお話しますね。

よく女性はパートナーに対して何か問題が起きると[話し合いましょう]といいます。
その時勇気のある男性は受け入れる。けど、勇気のない男性は逃げたがります。

女性に言わせれば何か2人の間に問題があった時に[話し合い]をする事が解決の道であり、2 人の仲を深める最良の手段だと思っていることがよくあります。

でも、勇気のある男性はそれに応じますが、勇気のない男性は話し合いから逃げたがります。

逃げられてしまうと女性はとっても傷つきます。
[彼は向き合ってくれないんだ]
[彼は誠実な人じゃなかったんだ]
と、とても悲しくなります。

そう思う気持ちも充分わかります。
ただ、なぜ男性にとってこの[話し合い]に勇気が必要なのでしょうか。。

女性の皆さんが言っている[話し合い]の実体を考えてみてください。

本来話し合いとは[意見の出し合い]であり、2人の意見を擦り合わせて2人が納得のいくものにするのが正しい[話し合い]だと思います。

でも実体は、女性が“一方的に思いを伝えて納得してもらおう”としてしまっていることがほとんどです。

女性が[話し合い]だとして、男性に持ちかけた時に、女性側の意見を分かって貰えないと女性は納得が出来ずに不機嫌になることが往々にしてあります。

女性の意見が通らなければ不機嫌になる。
もしくは男性の意見に対して
[この人、言ってる意味がわからない]と思ったり最悪のケースは
[この人、モラハラかもしれない]とまで思ってしまいます。

でもこの[話し合い]は女性側の意見しか採用されない、言わば男性への押しつけです。

その中でも良くないことに、
[どうしてこうしてくれなかったの?]
[あなたはその時どう思ったの?]
と責めてしまうことがあります。
この男性にとって最悪な質問に対しては女性が期待している言葉と寸分違わず正解だとしてる答えが返ってこないと
[ひどい!]とか
[あなたってそんな人だったのね]
とか言うことになります。

この男性にとって尋問のような質問は、暗に
[あなたの悪かったところを述べよ]と、自分の悪かった所を発表させられるような気持ちです。

これを考えると男性にとって[話し合い]には勇気が必要なことが分かりますかね?

男性に言わせれば女性の持ちかける[話し合い]は女性の意見を受け入れ、自分の悪かった所を発表しなければならない拷問のようなものです。

なので女性が[話し合い]を持ちかけると逃げる男性はとても多いです。
気持ちはよく分かります。

[それじゃ、話し合いは出来ないってこと?]
と思われた女性の方、確かに[話し合い]はオススメしません。男性にとってこの言葉がトラウマになっている事も非常に多いので。

私がおすすめしたいのは[聞き合い]です。
わざわざ[ちょっと話し合わない?]というフィールドに連れていく必要はありません。

彼に対して[ちょっと聞きたいことがあるんだけど]と話しかけてください。
そこから、[私は◯◯を◯◯と思うんだけど、あなたはどう思う?]と聞いてあげてください。

そして、その時に男性側にも言い分がある事をちゃんと念頭に置いてあげてください。
そこからやっと初めて2人の意見の出し合い→擦り合わせが出来るようになります。

このように意見を出し合える事で本当の意味での絆が深まると思っています。

女性が[話し合い]をしたがる気持ちの根底には[普段から我慢している]事があるのがほとんどです。
この[我慢]というものは限界が来ると感情を掻き乱し、最終的には怒りの感情に支配されます。

[話し合い]をしたくなるほど溜め込む前に、まずは普段から出来るだけ[我慢をしない事]が先決です。

・恥ずかしくて言えない
・申し訳なくて言えない
・どうせ分かって貰えない

気持ちは分かりますが、出来るだけ普段から我慢をせずに勇気を出してパートナーに伝えてみましょう。

お2人が仲良く過ごせるヒントになりましたら幸いです。


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