仏様の代理人
仏教には、「おかげ」という言葉があります。これは、仏教では、この世の全ての出来事は「縁」による相互作用で発生しており、私たちはそうした縁の「おかげ」で生かされている、ということです。
私たちは生きていくためにいろいろ物を食べ、着て、電気やガスや水道を利用し、社会の治安が守られることで、快適な生活を送っています。
そうした仕事をしている人たちは、なぜそうして働いて、私たちの暮らしに貢献しているのでしょうか?
もちろん、それぞれの人たちは「生活のため」でしょう。ですが、私たちが迷いや苦しみが有っても日々生きていけるのは、仏様の力が、働く人たちを通じて働いているからなのです。
働く人は仏様の代理なのです。もちろん、あなたも働いている時はそうです。
働いている人たちを仏様の代理と見て感謝の念を捧げることーそのことが積み重なれば、働く人たちが皆幸せになり、世の中が良くなっていくことにつながると思うのです。
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