③高校を留年しかけた私が高3の秋から政治経済を勉強してMARCHに合格した話。
前回のお話はこちら
姉の一言
11月中旬、モチベは低いながらも政治経済の勉強は続けていた。しかし、9,10月ほどの勢いはなく、問題を解く作業を淡々としているような感覚だった。塾でも身が入らず、1問解くたびにS先生と雑談しようとして、よく注意された。
ある日、そんな筆者を見かねた姉が一言言ってきた。
「あんた勝手に落ち込むのはいいけど、受験やめるとか言ってこれ以上家族を振り回さないでよ。」
そうなのだ、①でも少し書いたが、筆者は高1の時点で3か月学校をさぼり単位を落としかけ、校長、担任、母親、私の4者面談を開催させた。
高2では留年危機に陥り、フルタイムで働く母親の貴重な休みを削って通信高校の説明会に連れまわしたうえに転校一歩手前で取りやめた。
それだけでも飽き足らず、高3では大学に行かないと伝えて大喧嘩し、やっと専門学校に進学することを認めてもらったにも関わらず、3ヵ月で心変わりしMARCH受験に方向転換したのである。
私が問題を起こすたびに家族会議が行われ、姉はそんな状態にいらいらしていたのだ。
私は怒ると怖い姉を絶対に怒らしてはいけないと思い、一生懸命勉強することに決めた。
河合模試にて
心を入れ替えて勉強を再開した11月下旬、10月の河合塾の共テ模試の結果が返ってきた。
結果は上々。政治経済は91点を記録し、英語も190点、現代文も85点と高得点でMARCHの志望校判定は全てAだった。
さらに記述模試の方ではなんと全国3位を記録したのだ。
まさか政治経済を勉強して2か月でここまで成果が得られるとは思わなかった。政治経済は日頃のニュースや時事問題に被る点が多くあるためタイパが良い科目である。読者の皆さんも今の科目で伸び悩んでいたら是非政治経済受験を考えてみてほしい。
共テまであと1か月
12月に入り、やっと英語と国語にも取り組み始めた。英語は得意科目であるからあまり心配はしていなかったが、問題は国語である。
筆者は文系受験にも関わらず、3年で文転したため古文と漢文が1つもわからない。
なぜ大学受験では古文と漢文の配点はこんなにも高いのだろう。正直2つ合わせて50点とかで十分だと思う。現代社会でで古文なんて役に立たないし。(負け惜しみ)
筆者は付け焼き刃の古文を勉強するより、英語、政治経済、現代文を完璧にする方が重要だと思い、結局手を付けなかった。
ついに志望校確定
そして、クリスマスの日に志望校を最終決定をした。
筆者は英語・現代文・政治経済の3教科で受験できる大学・学部を選んだ。(明治大学は除く)
明治大学を志望した理由は合格最低点が6割程度と低く、(ほかのMARCHは合格最低点が7割程度)英語の配点が国語・政治経済の1.5倍である。英語と政治経済で荒稼ぎをすれば古文が0点でも合格できると思い志望した。
筆者は福祉・地域・行政に関連する学門に興味を持っていたため以下の学部を受験した。
共通テスト利用
青山 地球社会共生学部 地球社会共生学科
立教 コミュニティ福祉学部 福祉学科
法政 人間環境学部 人間環境学科
一般
明治大学 政治経済学部 地域行政学科
明治 法学部 法律学科
中央 国際経営学部 国際経営学科
④へ続く…