プレゼントは突然に届く
映画とか音楽の面白いなと思うところ。
それは、
本題とはさりげなく関わっているだけかもしれないような台詞が、ものすごく心に響いてくることがあったり、
大好きで何度も聴いているものでも、その時々響いてくる詩が違ってくることがある、
そういうところです。
「八日目の蝉」には、いくつか心に残る台詞たちがあります。
最初に書き出してみた台詞たちもその一つです。
この後の、「魂」についてのやりとりも面白いのですが、
「なんで女だと思うか?」
「男ではないから。」
ここ、興味深いですね。
性の話ではなく、何かを証明するときにどんな方法を使いますか?ということです。
「Aである。それはBではないから。」
それは言い換えると、
「Aであることは、Bによって支えられている。」
となるかもしれません。
「私がわたしでいること」。
それを「私だけ」で証明することは、難しいのかもしれません。
(証明する必要なんてないのかもしれないけどね。)
人類学の本によく出てきていた話でもあります。
自分を日本人だと思うのは、中国人がいてアメリカ人がいるからだ、と。
あなたとわたし。
ここまで書いてきた感じで表現すると、「線を引く」となるのかな。
線を引いて、「わたしではないあなたがいること」によって「わたし」がいられる。
でも、線を引くだけじゃつまらないよなーと思って、
「とけあう」ことも書きたいなー、と他に下書きを書いていたけれど、なんだか今日はまとまりませんでした。
またいつか!
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