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「素直に聞く」ということ
以前こんな記事を書きました。
僕にとって、「聞く技術 聞いてもらう技術」という本は、キャリアカウンセリングをする上でとても大事な本です。
言っていることを真に受けてほしい。
そんなシンプルな願いが、「聞いてほしい」という思いが、実現されることが難しくなっている時代なのかもしれません。
そう思います。
「どうしてそうなっているんだろう?」と改めて考えてみたとき、その理由の一つには、「先のことを考えすぎているから」というのがある気がしました。
「この先に自分を責める言葉が待っているんじゃないか?」
「何かひどいことを言われるんじゃないか」
「沈黙になるのは気まずいな」
など。
先のことを想像することは会話をスムーズにしてくれることもあります。
でも、「目の前の言葉を見つめる会話」があってもいいと思います。
「目の前の言葉を見つめる」。
「相手の言葉を素直に聞く」。
聞いてもらえた人はうれしいですよね。
ここまで書いてきて、自分が書いていることは綺麗事なんじゃないか、と疑ってしまいました。
確かに綺麗事かもしれません。
それでも、「素直に聞く」「素直に言葉を聞いてもらえる」という経験は大事だと思います。
うれしいことだから。
そして、僕がなんでこんなことを言えるかって考えてみたら、「聞いてもらえた」という経験があるからなんだと思います。
「聞く技術 聞いてもらう技術」でも、「聞くと聞いてもらうは循環する」と書かれています。
「聞いてもらえた」があるから「聞く」ことができる。
そうして「聞く」は巡っていく。
そう思います。
そんな「聞く」「聞いてもらう」の巡りをつくっていきたいな、と思います。
*
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